おはようございます。

塾長の鈴木です。
今、40分かけて書いたブログがすべて消えて、軽いショックをうけつつ、もう一度書きます(笑)。
今日は川崎市制記念日ですから、市立はお休みですね。県立は関係ないですが。
生徒さんの答案を見ていて思うのですが、間違い方というのは、どの科目も共通している、というのは良くあります。
例えば、ミス(わかっていたのにという間違い)をする子というのは、どの科目でも、似たようなミスをします。
このミスというのは、人間ならだれでもするわけですが、勉強が得意な子であれ、苦手な子であれ、正答率は違えど、起こりえます。
では、どうやって対処したら良いのか、これも人それぞれに方法が異なります。
スピードと力があるのであれば、同じ問題を2周、3周します。
定期テストの問題をはじめから最後まで、時間内に2、3回完全に解きなおすということが出来ます。
それにより、完全コンペア(比較)させることで、間違いを洗い出すという方法があります。
その他にも、スピードはそこまでない場合は、1問解くごとに、途中式を丁寧に書くことで、本当にミスがないか、一行一行きちん、きちんと進める、という方法もあります。これは、1周しかできませんが、解いたところは確実に正解するという方法です。時間配分が重要になりますね。
他にも自分のミスなど、どこで起きるかは大体パターンは決まっているものです。
それを書き出していき、自分のいつも目に見えるところに置く、持ち歩く(ファイルに入れるなどして)ことで、自分のミスパターンを認識することで、それを起こさないようにする、なんていう方法もあります。
ミスが起きる、起きないについてもこれは、性格の部分も多くあります。なんでも雑に解いてしまう子というのは、問題をきちんと読んでいなかったりすることで、ボロボロに間違えます。どこか、「速く解くと良い」と変な意識を持ってしまっているんでしょうね。小さい時というのは、速く出来ると、「速いね。すごいね。」と褒められたりしますから勘違いをしてしまうのでしょう。
「正確に」「速く」が大切なわけで、速さよりむしろ大切なのは正確さですから。
また、集中力もありますね。
集中力がある子というのは、周りの音が聞こえなくなるくらい、集中できるために、「勉強」という決まったことを覚えたりするには有利です。
集中力がない子というのは、常に周りの音や状況を聞いていますので、スピードも遅い、ミスも多い、勉強が長続きしない、など不利な点があります。
確かに、学校の勉強のように、決まった問題を覚える、解くというだけであれば、集中力のない子というのは不利でしょう。
しかし、実際の社会に出た時は、立場が逆転することもあります。
集中力があるということは、実は、作業などを行う、プレーヤーとしては優秀です。
ところが、集中力があるために、周りが見えなくなってしまうことがあるのです。
反面、集中力がない人というのは、常に周りの状況を同時に把握することが出来るので、適切な指示を出すということが出来ます。いわゆるマネージャータイプです。
ですので、学生時代において有利であったことが、必ずしも社会に出ても有利とは限りません。
適材適所ということです。