こんばんは。
塾長の鈴木です。
もう、11月も終わりですね。
早いものです。
よく、教育においては、「自分で考える力を」なんていいます。
ところが、普段の定期テストや入試では、「パターン学習」をやらないと点数がとれないように作られています。
要は、「自分で考える」ではなく、「言われたことを言われた通りにやる力」。
そもそも、学校の授業においても、「自分で考える力」を身につける授業は殆どありません。
なぜ、そのようにテストでは「自分で考える」ような問題が出ないかと言えば、やはり採点が難しいからでしょう。
でも、それはそれで当然かと思います。
そもそも、採点など出来るものではないからです。
もちろん、いい加減にやっているか、真面目に取り組んだか、位であれば、ある程度は採点できます。
しかし、内容で採点というのは本来できないはずです。
かつて、私が中学の頃に、美術の先生が、絵の採点というのは本当は出来ない、ということを言われておりましたが、同じことを言われているのかと思います。
暗記中心型のテストはやがて変わってはいくように思います。
「自分で考える力」は社会に出てからではなく、やはり学生時代に鍛えられる方が良いわけですし。
塾で出来ることとしても、なるべく「自分で考える」ことは取り入れています。
とはいえ、授業の時間は決まっていますから、解く時間は決めますが。解いた事のない問題で、生徒さんが自分の力で切り崩した時などは、やはり喜びも大きいですし。
社会に出てからは殆どが、「解いた事のない問題」が出てくるわけですし。