こんばんは。

武蔵新城スクールの鈴木です。

子どもたちから聞いたりしたアニメを1日30分程度は見るのですが、「僕のヒーローアカデミア」は面白いです。

「呪術廻戦」や「怪物事変」も見ましたが、世代の関係もあるのか、面白いけど、面白くないというか。
人の命を簡単に消すところなどで好きになれないところはあります。

「呪術廻戦」などでも、もともとは人なのに、それが化物にされてしまい、それを主人公が倒せるかどうかなど、鬼滅の刃にしても似たようなシーンがあったりします。
なんでしょうね。
もともと、男の子たちは残酷な面を持っている子も多かったりします。

私も小学生の頃、周りの男の子たちが虫を殺したりしているのを見て、私はそれが嫌で、虫を必死にあちこちに隠していました。
他の男の子たちに見つかって殺されることがないようにですね。

そういうところは、私が男の子らしくないのでしょうけども。

アンパンマンの作者のやなせたかしさんはこんなことを言っていました。
ウルトラマンが怪物をやっつけたりしているけど、その足元の町はどうなっているのかと。
また、バイキンマンも、殺されたりしませんね。
「バイバイキーン」でいいわけです。

だいぶ遠回りしてしまいましたが、「僕のヒーローアカデミア」はシンプルに「無個性」と呼ばれる主人公が少しずつ成長していく話です。

人生って、そんなものだと思います。
確かに、たまに優秀な子はいます。スポーツでも勉強でもピカイチな子ですね。
1000人に1人とかのレベルの話ですが。

でも、残りの999人は普通なわけです。わたしなんか、自分でいうのもなんですが999番目くらいですね。
でもね、いいんですよ。

命ある限り、自分を信じて自分の道を歩き続けなよ、って。
私は自分に対してもいつもそう思っています。

他の人の意見なんて聞いている暇なんかないんです。
私は結構、人の意見も聞いてしまうところが良くも悪くもありますが、
参考にしてもいいけど、考えて行動して責任とりなよって。

やなせたかしさんのアンパンマンの歌の歌詞にあるように、

♪なんのために 生まれて
なにをして生きるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ!

『アンパンマン』のテーマソングに、僕はこう書きました。これは、僕自身が自分に問いかけてきた、生きてゆくうえでの命題といえるものです。生きているからこそ、自分の命をどう使うかが大切だ、ってことなのですが、(以下略)

出典 「絶望の隣は希望です!やなせたかし」P.131

1988年、やなせさんは、文化庁から「優秀番組賞」をもらったのですが、その時70歳。「やっと自分の居場所が見つかったのかな」と書かれています。
2013年に94歳で亡くなりました。

命ある限り、誰かの役に立てるように歩き続ける。

これが人としての生き方だと私は考えています。

定年なんて言う言葉が死語になる時代が早く来るといいなと思います。