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スパイファミリーは、現代の一つの家族の形

2022-12-27T21:50:34+09:002022年12月27日|武蔵新城|

こんばんは。 武蔵新城スクールの鈴木です。 スパイファミリー、人気ですね。 私も見ています。 子供たちから、大学生、そして私の世代まで楽しめるアニメです。 一言でいえば、仮面家族(別の面をもっている)なんですが、 ある意味、今の理想の家族とはそういうものかもしれないと思います。 園児のアーニャは、人の心を読むことのできる能力があります。 でも、小さい子供はもともとそういうものをもっている面はありますよね。 ロイドさんは夫役、ヨルさんは妻役ということですが、アニメに限らず、みんな当たり前ですが、夫婦は血のつながりもないですよね。 [...]

義務教育とは親に課されたものであり、子供に課されたものではない

2022-11-07T01:26:00+09:002022年11月07日|武蔵新城|

こんばんは。 武蔵新城スクールの鈴木です。 義務教育といいますが、よく誤解されています。 子供に「義務」があるのではありません。(権利はありますが) 義務教育は親に課されたものです。 その教育とは何かと言えば、私の考えで言えば学校に行かせることではありません。 子どもに合った教育は何か、子供と相談しながら親が考えてその環境を用意することです。 「絵を描きたい」 「ダンスをしたい」 「勉強したい」 [...]

子供の進路を親が判断すると、子供は自信をなくす

2022-09-17T18:47:11+09:002022年09月17日|武蔵新城|

こんばんは。 武蔵新城スクールの鈴木です。 どんな親だって、子供の幸せを願っていると思います。 ただ、あまりに用意周到に親がやりすぎると、子供は自信を無くし、考える力を失います。 もともと、「我」が強い子なら、そんなのを跳ね返すでしょうし、聞きもしないのでいいかもしれません。 一番、気を付けないといけないのは、「いい子」です。 「いい子」は、親に心配をかけてはいけない、とか、悲しませてはいけない、とか、本当に親を一番に考えてしまいます。 それによって、自分が殺されていることにも気づかないのです。 親がやってもいいことは、あくまで「情報提供」と学費などの「資金援助」くらいでしょう。 ただし、その「資金援助」にしても、親が無理をしてはダメですし、余裕の範囲で、です。 [...]

日本はイタリアに比べて労働時間は2倍で給与は同じ その理由は

2022-08-24T21:51:38+09:002022年08月23日|武蔵新城|

こんばんは。 武蔵新城スクールの鈴木です。 2022年8月21日の日経新聞にこんな表がありました。 OECDデータベースから2021年の年間収入を持ってきます。(単位はアメリカドルです)   スペインとイタリアの間に日本があります。 働く時間は倍なのに、ほぼ、給与が変わらないと言うところを見ると、給与に対しての生産性が半分しかないということです。 円に直す必要はありませんが、2021年は大体、1ドル110円ですので、40.8k=約448万円になります。 アメリカは74.7k=約821万円です。 同様に時間と給与で計算すると、約0.43となり、アメリカと比較すると同じ時間あたりの給与の生産性は半分以下ということになります。 [...]

子供に渡す図書カードとITデバイスは無制限でいい

2022-11-07T00:54:31+09:002022年08月09日|武蔵新城|

こんばんは。 武蔵新城スクールの鈴木です。 私が自分の子供に対して行っていることがいくつかあります。 1.ITデバイス(スマホやipad、アプリ等)はなるべく最高のものを早い時期(小学生低学年)から渡す 2.図書カードは1万円単位で、なくなれば新たに渡す(小学生高学年から) 今のところ、おおむねうまく行っているように見えます。 これにより、どういうメリットを生むかといえば、まず1については、将来的にもITアレルギー(PC等が苦手)にならないですみます。 また、自分で調べるということが普通にできるようになります。 2については、自分が知りたいもの、欲しいものを本屋でそろえることができるようになります。 ただ、スマホについては課金だけはできないようにしています。 [...]

学科選びの注意点~あこがれていることと、好きでやっていきたいことは違う

2022-07-29T18:45:02+09:002022年07月29日|武蔵新城|

こんばんは。 武蔵新城スクールの鈴木です。 高校生の科目選択でも、大学の学科選びでもいいのですが、「あこがれていること」と、「好きでやっていきたいこと」は違うことが多々あります。 その話をする前に、違わない人ももちろんいます。 例えば、「漫画家」にあこがれていて、子供の時からずっと漫画ばかり描き続けて「漫画家」になるならそれはいいです。 「あこがれていること」=「好きでやっていきたいこと」 の例ですね。 ところが、高校生くらいで大学などの進路などを選ぼうとしたとき、その選んだものが、自分にとって「好きでやっていきたいこと」ではないにも関わらず、「やりたいこと」だと勘違いして「あこがれていること」を学科や進路に選んでしまう人も一定の割合でいます。人からどう思われるか、とか、自分以外の視点で選んだりもあります。 なぜ、それがわかるかと言えば、大学で私が教えている際に、そういう子たちをよくみかけるからです。 もちろん、大半ではないです。 [...]

親の成功パターンと子供の成功パターンが同じかどうかは、価値観をみるとわかる

2022-07-25T01:31:27+09:002022年07月25日|武蔵新城|

こんばんは。 武蔵新城スクールの鈴木です。 教室では勉強も教えますが、特に高校受験や大学受験といったところでの進路についてのアドバイスを勉強以上に重視します。 勉強を教えること自体はそれほど難しいことではありません。 実際、多くの親御さんや兄弟が教えることだって可能なことが多いと思います。 もっとも、教えることが向いている人と向いていない人がいますので、現実問題としては難しいかもしれません。 学校の教師にしても、教えることが向いていない人が教師になっていることも多く目にするくらいですから。 もちろん、世の中一般の塾の講師にしても同じことが言えますが。 話を戻しますが、進路についてはとても難しい問題があります。 親は自分の通ってきた人生と周りを見てきたところから、「勝ちパターン」を考えています。 [...]

子供に自信を持たせるには、点数がいいときに褒めることではない

2022-07-09T16:14:30+09:002022年07月09日|武蔵新城|

こんにちは。 武蔵新城スクールの鈴木です。 子供に自信を持たせたい、多くの親が思うことかと思います。 では、どうすれば自信を持たすことができるかについてお話しします。 良く言われることは、「成功体験を積ませることだ」などといいます。 では、その「成功体験」ってどれだけの人が得ていますか。 スポーツがもともと得意、暗記が得意なごく一部の子は、そういうのをもとに自信を持てるかもしれません。 スポーツや芸術で全国大会で表彰されたり、数学オリンピックに出たとかですかね。 それって、みんなが手にできるんであれば、それでいいと思います。 でも、それを手にするのは大半の子が難しいですよね。 [...]

その子が元気かどうかが大事

2022-07-08T21:49:35+09:002022年07月08日|武蔵新城|

こんばんは。 武蔵新城スクールの鈴木です。 今日は元首相の衝撃的な事件がありました。 心よりご冥福をお祈りいたします。 私たちの生きるこの世界が昭和に戻っているのではないかと不安に思います。 本題にはいります。 普段、生徒さんが来るときに思うことは、 「その子が元気かどうか」 ということです。 学校での様子などは見えないけれど、受け答えの中で様子がわかることがあります。 [...]

テストでせめて平均点を、というけど、マンションの平均価格は6360万円です

2022-06-26T22:04:13+09:002022年06月26日|武蔵新城|

武蔵新城スクールの鈴木です。 勉強が苦手な子供に対して、「せめて平均点より上を」という親も多いです。 「平均」ってなんでしょうか。 少しデータを出しますが、首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)の新築マンションの平均価格は6360万円(読売新聞2022/4/19)で東京23区の場合は平均8449万円です。 関東の平均貯蓄額は2108万円(総務省統計局2020年)です。 では、親は家を買う時や、自分の貯金を見て、この「平均」より上じゃなきゃダメだ、と考えますか。 今日(2022/6/26)の読売新聞に家族社会学者の山田昌弘さんが書いています。 日本人は世間体意識が強いから、世間並の生活から脱落しそうな結婚も選ばれません。これは若者の親世代に強い意識です。親世代は「自分たちができたのだから娘や息子が結婚できないはずがない」「結婚相手に平均収入ぐらい求めて当たり前」と思いがちです。私は学生に「平均のマジック」の話をします。平均以下がいるから平均が出るのであって、実際に平均に到達するのは難しい。学校の先生が生徒に「みんな平均点以上を目指せ」と言うけれど、あれも間違い。気持ちはわかりますが。 ここに書かれていることは、まさにみんながかかっている、「平均コンプレックス」です。 勉強でもスポーツでも、収入でも貯蓄でもなんでもいいですが、「平均」より上を目指したい人は目指せばいいです。 [...]