“楽しい”と“楽”は違うよ “楽しい”と“楽”は対極だよ
楽しいことがしたいんだったら 楽はしちゃダメだと思うよ
これは、90年代のロックバンド、「THE BLUE HEARTS」の甲本ヒロトさんの言葉です。
子供たちにしても、大人にしても良いのですが、誰だって楽しく生きたいと思っていると思います。
だったら、登らなければならないもの、つかまなければならないものがあります。
それが何なのかは、人によって異なります。
今、本屋に行っても、映画を見ても、「やりたいことをやれ」の大合唱です。
「やりたいことをやれ」
そのくせ、親が子供に望む職業や仕事は、
「公務員」「大企業の社員」
???
別に「公務員」だろうと、「大企業の社員」だろうと子供が望むのは自由ですが、親が望むのはおかしい話です。
本当は親が心配したくないから、望んでいるのではないかということです。
ただ、最近、保護者の方と接していて思うのは、だいぶ変わってきたなと思います。
開校した10年前は、まだそのパターンが多かったのですが、どうも最近は違ってきているように思います。
今の団塊の世代は、まさに「寄らば大樹の陰」で大企業に入ることが勝ちパターンでした。
団塊ジュニアも半分くらいはその形かもしれません。
でも、団塊ジュニアのさらに子供、つまり今、小学生の2010年前後以降に生まれた子たちとなると考え方勝ち方も違うでしょう。
その生き方を保護者の方、子供たちと一緒に考えていきたいと思います。
実際、こちらは中学、高校生が多い塾ではありますが、勉強もですが、そもそも、どうやって社会に出ていくのか。
それを子供たちと話し合う場としても使ってくださることが多いです。