6月から学校での授業が再開され、6月下旬からは部活動も再開されつつあります。
いまだコロナウイルスの感染症が終息したわけではないですが、子供たちの学習機会の確保のためやむを得ないことでしょう。
ファインズでも、6月から通常の対面授業を再開していますが、子供たちの様子からは、日常を取り戻し、生き生きしている様子がうかがえます。人間が社会的生き物であることがよく分かります。
ようやく学校が再開されたとはいえ、この3か月の長期休校措置による学習の遅れの影響は大きく、先日も、教育委員会から次年度の都立高校入に関して、数学は「三平方の定理」及び「標本調査」について出題範囲から除外する指示が出されました。来年2月21日の入試日を考慮すればやむを得ないでしょう。
しかし一方で、卒業までには履修を終えることも指示されています。要するに学習はしなければならないのです。ただ、試験範囲から除外されたことで、子供たちの学習意欲の低下が懸念されます。せめて、この単元は基本事項の出題に限定するという形の方がよかったのではないかと思ったりもします。いずれにしても子供たちは例年に比べ大変な状況にあります。
このように履修が必修である以上、この単元の重要性や面白さを授業でしっかり伝え、子供たちの学習意欲を喚起し、例年と変わらない学力をつけられるようしっかりサポートしたいと思います。
ファインズ国分寺スクール 阿部