こんばんは。
武蔵新城スクールの鈴木です。

西中原中や橘中などは来週から定期試験です。

子供たちによくあるのが、テストを受けて帰ってきたときには、
「できた!今度は点数が〇〇点くらい」
といいながら、実際に返ってくると全然点数が取れていない時があると思います。

それは、「わかっていると思うこと」と、「本当にわかっていること」に差があるからです。
その対策についてお伝えします。
当たり前ですが、試験を受ける前にほぼ結果は決まっています。

対策の前に、少しそれますが、これは性格も影響します。
自分に自信がなく、自分を大きく見せたいというのは誰しもあるにしても、それが行き過ぎると、自分がわかっていないことまでも、自分がわかっていることだと、本当に思ってしまうのです。

では、それをなくすにはどうしたらいいかというと、次の手順を踏むようにします。

1.演習問題を解いて間違った箇所に「しるし」をつける
2.2回目を解くときは「しるし」のついたところだけを解く
3.2回目に間違えた箇所は、「2ばつ」にしてまた「しるし」をつける
4.2ばつの「しるし」を付けたところを3回目に解く
5.3回目に間違えた箇所は、「3ばつ」にしてまた「しるし」をつける
6.3ばつの「しるし」を付けたところを4回目に解く

これくらいやれば、間違いは完全につぶせます。
もちろん、理解ができない問題は学校や塾で聞くなりしてわかるようにしないと意味はありません。
いくら繰り返しても、わからないところは解けないですから。

子供たちの多くが、1回やって、丸付けするとわかった気になります。
それで終わりにしてしまっている子が本当に多いです。
わかった気になって点数がとれるなら苦労しません。

この勉強方法は当たり前すぎる方法ですが、大事な方法です。
資格試験などにも使えます。

問題集を繰り返すとはよくいいますが、「間違えたところを繰り返す」ということです。
できているところを解きなおす意味はあまりありません。

子供たちは時間がないといいます。
時間がないのは全員そうです。
解けるところを解く時間につかっている暇はないし、1回だけ解いて丸付けするくらいなら、範囲を狭めてでもきちんと3回繰り返したほうが点数がとれます。

広く浅くやっても点数はとれないんです。