こんばんは。
武蔵新城スクールの鈴木です。
たまに、保護者の方から音楽を聴きながらやるのは良いのか悪いのか、といった質問を受けることがあります。
結論から言いますと、良い面もあるし、悪い面もあるということです。
ただ、悪い面もあるけれども、NGではないということをお伝えいたします。
音楽聴きながらの勉強は良いのか悪いのか
メリットについて
・机に向かう気がしない時でも机に向かう気になる(音楽を聴くために席につく感じで)
・耳をふさいでいるので集中できる(ゲームや漫画、テレビといったもので遊ばないですむ)
・長時間でも机に向かうことができる
デメリット
・科目によってはスピードが落ちる(数学で1.5倍程度、英語の長文で2倍程度の時間がかかる)
注意点
数学などは、基本的に作業の部分が多いため、そういった場合は音楽を聴きながらでもできます。
ただ、図形の問題や、入試問題といった、考えなければならない問題になると音楽があると集中できない、という場合もありえます。
そのため、最初は普通に聴き、段々ボリュームを下げるという方法もあります。
英語の長文など、一度頭にためて解く系統は逆に時間がかかってしまい、音楽を聴きながら行うには向きません。
また、暗記するときも向かないです。
動画を見ながらや、会話が入るものはやめた方が良いです。
まとめ
あくまで、小さくBGMとしてかけるには良い面も多いです。
ところが、スマホの場合、LINEの通知なども来てしまうため、それでついつい遊んでしまうということがあり得ます。
そのため、音楽だけを再生するようにLINEの通知はオフにするなどなんらかの対策をとる必要があります。
学校の作業系の宿題などには音楽を聴きながらの方が長時間でも机に向かえるので向いている科目もあります。
ただ、音楽を聴くことでスピードが落ちる部分もある、というデメリットをわかったうえで検討してみてください。