こんばんは。

武蔵新城スクールの鈴木です。

地域の公立中学の定期試験も少し終わってきました。西中原中などですね。
あとは、橘中などがまだ先にあります。

勉強を教えていて思いますが、絶対的な能力差というのは結構あります。
わかりやすいのが、ある一定の時間で覚えることのできる記憶量や、説明する内容を一回に頭の中に貯められる量などですね。

この子は、3つまでなら話しても理解ができる、この子はそのまま話し続けても大丈夫、などいろいろあります。

自慢ではありませんが、私自身は結構少なく、2つくらいまでしか一回に説明されても覚えられません。
そのため、幼稚園などで何かを作るとなっても、一回に説明される量が自分にとっては多いので覚えられず、先生がつきっきりで見てもらうみたいな形になっていました。

逆に、今、大人になり私が誰かに説明するときには、「この子がいくつまで理解できる子なのか、覚えていられる子なのか」ということを特に確認しながら教えます。そのため、勉強が苦手な子からするとわかりやすい説明だとはよく言われます。

基本能力が低いと、どうしても苦労はします。
もとから足の速い子がいるように、もとから記憶力がある子、理解力がある子、判断の速い子、いろいろいます。

私自身が基本能力が低いから、ということもありますが、そんな能力どっちでもいいのではないかなと思います。

確かに学生時代においては、その基本能力が高いと、スポーツができたり勉強ができたりします。
学生時代というのは、一定の決まった時間の中である成果を求められます。
それも、全員同じ持ち時間という中での勝負ですので、能力による差がつきやすいです。

大人になると、一定の決まった時間という形ではなく、自分の持っている時間をどのように使うかは人によって全く異なります。

何かをなすことができるかどうかは、志があるかどうかです。

基本能力が高い人が何かをなすことができるとは限りません。
むしろ、基本能力が高い人の方が、そこそこで満足してしまうことが多いです。

まさに、ウサギとカメです。
能力の高いウサギが走り続けたら、カメは絶対に勝てません。
能力の高い走り続けるウサギを天才と呼ぶのでしょう。
でも、それはほんの一握りです。

志のあるカメはきっと人と違ったところで何かをなすことができるでしょう。