こんばんは。

塾長の鈴木です。
生徒さんにもよりますが、特に勉強が苦手な生徒さんには、まず「寄り添う」ことが大切です。
どういうことかと言いますと、「同じ視点でものを見る」ということです。
教えているときに、生徒さんがわからないときに、「え?こんなのもわからないの?」なんて言ってしまっていたら、それは、寄り添っていません。
「わからない」から通っているんです。
生徒さんの視点で、その問題がどのように見えているのか、そこまでを考えながら教えることを心がけています。
とはいえ、「寄り添う」というのは、なかなか、難しいことかもしれません。
昔教えていた生徒さんで、英語で、next week(来週)や、last week(先週)といった言葉を何度やっても覚えられず、問題を解けなかったことがありました。
実は、その子は、中学生でしたが、「来週」や「先週」の日本語の意味が実はわかっていなかったのでした。
つまり、「来週の木曜日っていつ?」といわれても、わからなかったのです。
そんなときに、「え?そんなの知らないの?」なんて言ってはならないです。
「OKOK。来週っていうのはね、~」とまず、カレンダーを使って、説明をしました。
でも、そんな子も勉強に取り組むようになり、春から大学生です。
色々な生徒さんがいます。
その子なりの悩みを解決するのが、塾の役割だと思います。
まだまだ、出来てはいないと思いますが、そういう思いで塾を行っております。