こんばんは。
塾長の鈴木です。
当事者だと見えない、ということは、むしろ、あまりにも簡単な解答なときに良くあるように思います。
今日、車を運転しながら急いでいるにも関わらず、首都高速で渋滞にはまりつつあった時、私はまずいまずいと思いながらも、ここはこのまま高速の渋滞を抜けるしかないな、と思っていたときに、
妻が、
「高速を降りて、そのまま、敦さんだけ電車で向かったらどうですか?」(妻も運転は出来るので、車は大丈夫。)
私はそれを聞き、
「あ、それはベストだ。100%間に合う。」
ということで、予定通りに教室に戻ってくることが出来ました。
その方法に、まったく私は気づきませんでした。
むしろ、いろいろとアイディアを出すというのは得意だと思っていたにも関わらずです。
運転している側は、どうやって、「車を使って最短で着くか」をいろいろな道を考えてベストの解を出そうとしますが、実は目的を客観的に考えたときには非常に簡単な方法があったりするんですよね。「車を使う必要がない」という。
どんな物事もそうかと思いますが、当事者はどうしても視野が狭くなってしまいがちだと、気づかされる出来事でした。