こんばんは。

塾長の鈴木です。
この前に書いたブログの補足をします。
まず、頭ごなしに言ったところで、人はその時は聞くかもしれませんけど、結局聞かないでしょう。
なぜかといえば、伝える側がその相手の話を聞いていないからです。まず、誰かが何かを伝えたいのならば、「なぜ、その行動をしないのか」ということを聞き出す必要があるわけです。
勉強にしたってそうです。
勉強をしない子は、そのやらない理由として、面倒くさい、つまらない、興味がない、わからない、など様々な理由があるかと思いますが、まず、きちんと理由があるんです。
そこをまず聞き出して、その理由に対して、さらに「なぜ」を聞く。それを繰り返していくことによって、相手の思っている、「勉強しない理由」が見えてきます。
私も勉強を教えていますが、勉強に興味のない子については、まずは話を聞くようにしています。
その部分を拾っていかないと、ただ、「やばいよ!やばいよ!」と言ったって、何も伝わらないからです。
もちろん、すぐに変わることはなかなかありません。時間もかかります。
相手の話を聞きながら、
でも、一つずつ伝えていきます。
そうすれば、必ずわかってくれます。
私は、例え幼児に対しても、尊敬を持って接しています。リスペクトをすると言えば良いでしょうか。
なぜならば、たかが何十年か先に生まれただけでエライなどと思わないからです。
どんなに幼い子であろうとも、一人の人格者なわけです。
私は生徒達の名前を呼ぶ時には、全て敬称をつけます。
どんなに慣れた、仲良くなった生徒さんに対しても、私の塾では「君」「さん」をつけます。
例え子供であっても、「呼び捨て」で呼ぶことなど失礼でできないわけです。