こんばんは。

塾長の鈴木です。
危機感を持っていない人は、何も達成することは出来ないと思っています。
もちろん、学生のうちにそれを持つというのは難しいと思います。
学生と社会人の違いは、少し話せばすぐにわかります。
社会人を経験していない学生は、基本的に甘いです。危機感が全くない。
(もちろん、始めから高い意識の学生もいるにはいます。)
社会人といっても、1,2年やっただけでは足りないでしょうけれども、会社によりますね。
甘い会社であれば、5年位、自分で気づくまでに時間がかかるかもしれません。
自分の甘さに、気づくまでです。
もちろん、何でも悲観的にとらえるのが良い、というわけではありません。
危機感を持って物事を取組み、ただ、それと同時に「うまくいかせることができる」という楽観的な確信も必要かと思います。
勉強は面白いもので、自分から取り組んでどんどん成績が伸びる、という子もいますが、なかなかそうではない子の方が多いです。
怖いのは、むしろまじめな子ですね。
綺麗にノートをとって、まとめて、「良い子」なのですが、基本的に勉強にはあまり興味がない。
だから、ノートを綺麗に書いて、ある意味「サボって」いるわけです。
ノートを書いている間は「勉強をしているつもり」になれますからね。
ノートは「絵画」を書いているわけではありませんから、いかに早く、必要な要点をしるし、そして、それを「覚える」ことに意味があります。
覚えていなければ、綺麗なノートになど、1点の価値もありません。時間の無駄です。
でも、家でもし、子供が机に向かっているのを見たら、「まじめに勉強しているなあ」って思ってしまいますよね。
でも、その内容が、ノートまとめ、のようなことをやっていたら、無駄な時間にすぎないわけです。
覚えるべきことなど、良くできたテキストなどいくらでもあります。
それを使って「覚えているか」を確認して、覚えていないところを覚えれば良いのです。
「ウチの子は、いつも机に向かっているけど、あまり点数が・・」という場合は、案外、「覚えているか」の部分に重点をおいていない、勉強をしている子です。
「覚える」方が大変ですからね。
子供も、ラクなことをしたいわけです。
綺麗に色をわけて、ノートを書いて、自己満足をする、というわけです。
それで、頭には何も入っていないと。
結果、テストでは点数がとれない、ということになります。
そんなことをやっていたら、いくら時間があっても足りません。
大分、始めに書いていたことと話がそれてしまいましたね。