おはようございます。

塾長の鈴木です。
先日、「光と影」ということで、
どんな物事も2面性を持つということを書きました。
どの部分を見るかで良い風にも見えるし、悪い風にも見えるということです。
例えば、「うつ」の人は、どんな物事も「悪い風」にとらえますよね。
いわゆる、「自分が世界で一番不幸だ」のような思考を持っていたりします。
そうすると、どんな出来事も、全て悪い風にとりますから、ますます落ち込んでいく。
もちろん、そういった物事のとらえ方のクセではあるのですが、そういう人が見失ったものが何かと言えば、当たり前のことへの感謝なんですよね。
それが出来ないから、どんどん、悪い方悪い方ばかり考える。
今、生きている、ただそれだけでどれだけ恵まれているかということにも感謝が出来ない。
例えば家があったり家族があっても、全部、自分は不幸だという風に物事とらえるように持っていく。
自分は不幸だということ自体が、感謝を忘れているということなんですよね。
とはいえ、それもその人にとって、必要なものである、ということもあるのでしょう。
人は経験してみないと、わからないものも多くあります。