おはようございます。

塾長の鈴木です。
結果は面白いもので、その人の「口ぐせ」の通りになることが多いものです。
勉強でもスポーツでも人生でも良いのですが、「いつも、○○な時は○○になっちゃうんだよね~」と言う人は、その通りになります。
これが良い口ぐせならば良いのですが、自分にとって、望ましくないことを言っているのであれば、直すべきです。
例えば、「私はテストの時に、いつも計算ミスを沢山するんだよね~」と言うと、本当にその通りになります。
そういう事は認識することは大切ですが、口に出すのではなく、対処をして、起きないようにするのです。
まず、「絶対に口に出さない」ようにする。
その次に、対処方法を考える。
計算ミスであれば、自分のポカミスをルーズリーフなど、なんらかの1枚の紙にまとめていき、それを普段から見るようにして、テスト直前でも、再度見てからテストにのぞむようにすれば大分減ります。
計算ミスというのは、その人のクセがあるのです。そのクセは認識すれば、大分消すことが出来ます。ミスをポカミスだとか言って、軽んじるから、また間違えるのです。計算違いで点数を落とそうと、わからなくて点数を落とそうと、同じ間違いなのです。
×は×なんです。
致命的なミスだという認識を持って対処するのです。
大分、本題からずれましたが、いわゆる、自分が良くやってしまうことであっても、それが望ましいことでないのならば、絶対に言わない。言えば言うほど、自分に間違えやすくするための暗示をかけるようなものです。
逆に、良い口ぐせならば、いくらでも良いと思います。
「私は、テストの時に焦りはじめると、逆におちついてきて、ミスが減るんだよね」など。
言葉の力というのは本当に大きいです。
とはいえ、まだ、10代の子達がそれを認識するのは難しいのかもしれませんが・・。
みんな、目に見えることしか、把握できませんからね。そもそも、そういう風にしか学校でも習わないでしょうし。
「大切なものは、目には見えない」と、星の王子様の話でもありますが、本当にそうなんですよね。