こんばんは。

塾長の鈴木です。
何度教えても身につかない、ということもあると思います。
その理由は二つあります。
・その子が興味を持っていない
・教え方が難しすぎる(その子の目線に立っていない)
このその子自身の部分と、教える側の部分と両方あるわけです。
ただ、教え方が難しければその子が興味を持てるわけがないですから、教え方をまず、変えなければなりません。
これは、私が自分の子供に文字を教える時の話ですが、子供が、「かるたをやろう」と言ってきます。
私がかるたの文章を読んで、子供がかるたをとるわけですが、「絵」で選ぶことは出来ますが、「字」をきっちり覚えていないうちは、「字」で選ぶことがあまり出来ません。
殆どわからなければ、これは面白くないわけです。
かといって、絵で覚えさせたらかるたとしては取ることが出来ますが、文字は覚えません。(文字に慣れ親しむには良いのですが)
そこで、一歩、さらに難易度を下げて、かるたの文章を読むと同時に(自分アレンジですが)、紙に文字を書いてあげて、同じ文字を探させる。
そして、その文字をとる時には、その「文字」を読んでからとってもらうようにする。
これだと、1時間過ぎてもまだまだ、やりたがります。
教室に幼児はいませんから「文字」を教えることはないですが、教え方というところでは、とても参考になります。