寝るのが惜しい
おはようございます。塾長の鈴木です。もう、朝ですね。早く寝ないと・・と思いますが、寝るのがもったいないと思う部分もあります。まぁ、睡眠は大事なので、早く寝ますが。パワーがないときというのは、特にしたいこと、ってないんですよね。なので、あれもしたい、これもしたい、というのは、ある意味幸せかと思います。今週、放送作家の秋元康さんの本を3冊読みました。秋元さんもやりたいことが多いので1日が72時間欲しいと書いていましたが、やはりパワーのある人というのは、そういう部分があるのかと思います。まぁ、私は72時間まではなくても良いですが。さて、早く寝て、今日に備えないと。それではお休みなさい。
センス
こんばんは。塾長の鈴木です。たまに、「センス」を持った生徒さんに出会うことがあります。もちろん、科目によって異なるのですが、「センス」というのは、「考え方」に見られます。つまり、ある知識を知っているとか、知らないとかではなく、どのように「考えるか」という問題を解くときの切り口に現れます。数学のセンスのある子というのは、教えていない問題であっても、自分なりの方法で解くことができたり、一つの公式から、その公式を派生させて全く違う使い方をしたり、です。「センス」のある子というのは、理解が早かったりするのですが、必ずしも「センス」と点数は一致しません。「センス」のある子は、色々な問題の解き方をすぐに身に着けることが出来ますが、やはり、自分で色々な問題を解いて、はじめて、「身につく」のです。ただ、解き方を理解するだけでは、点数になりません。いつも言いますが、「わかる」と「出来る」別だということです。「わかる」とは様々な問題を理解することです。「できる」というのは、確実に解くことが出来る、ということです。10問似た問題があっても、10問正解出来るということです。どれだけセンスがある子であっても、やはり、ある程度問題数をこなすことで、自分のミスパターンを認識して、それを直すことが出来るようになっていきます。センスも、磨かなければ光らない、というところですね。もっとも、このセンスというのは、「教える」ことが出来ない部分でもあります。センスがあるというのは、非常に有利ですが、そこにあぐらをかいてはまずいということです。
職場は近くが一番
こんばんは。というより、おはようございますですね。塾長の鈴木です。もう、明け方になると、ウグイスが鳴いています。私の家の周りはまだまだ森が多いので、カブトムシなども普通に見つけられる位です。ただ、教室までは20キロ弱離れているので、少し遠いですね。近くに引っ越そうかな、とも思います。そもそも移動時間というのは何も生み出しませんからね。まぁ、読書が出来るというメリットはありますが。であれば、極力、普段から行く場所には近い方が良いに決まっています。今、住んでいる場所は、かつて勤めていた職場が近いからそこにしたわけですし。歩いて行っていましたから、終電も気にしないでいられるというのがやはり良いです。今も、夜遅くまで開いている塾を見ると、「終電とか気にしないでいいんだろうな。いいなぁ。」なんて思います。仕事がら、普通の仕事より始まるのが遅い分、終わるのが遅いですから。終電に帰宅時間が左右されるというのも本意ではないですね。
人生ゲーム
こんばんは。塾長の鈴木です。今日はある生徒さんが、「将来が色々と不安で」ということを言っていました。それについて、色々話をしたのですが、実は、「不安」というのは、「面白み」の裏返しなんですよね。先が見えないから、人生は面白いわけですから。誰が、犯人があらかじめわかってトリックのわかっている推理小説や映画でもドラマでも見たいと思うでしょうか。人生はそもそも、この世に遊びに来ているわけです。だから、「これをやりたい!」と思うことを思いっきりやってみれば良いだけです。で、当たり前ですが、うまくいかない、なんていうこともたくさんあるかと思います。だから、面白いわけです。なんでもかんでも、一瞬で思い通りになんてなったら、この世に生まれてきた意味がないわけです。私は、ゲームをしませんが、「好きなゲームは?」というアンケートがあると、「人生」と答えていました。人生ほど面白いゲームはないと思います。目指すものがあったり、なりたい形があったりするから、それに向かって、自分なりに対処しながら進むわけですよね。でも、その方法がわからない。試行錯誤しながら進んでいく。そういう「ゲーム」なわけですから、「思い通りにならない!」なんて怒ったらそれこそ、子供と同じかと思います。みんな、人それぞれに異なった人生ゲームをしているわけですから、ゴールも違うし、方法も違う。だから、面白いんですよね。
楽しいかどうか。
こんばんは。塾長の鈴木です。私は、判断基準として「楽しいかどうか」ということに重点を置いています。例えば、私がエンジニア時代には出張が多かったのですが、お客様と話すのが楽しく、また、出張は旅行と言いながら、現地の食事や景色、そして移動時間とワクワクしていました。今、生徒さんに勉強を教えるのも、正直楽しくて仕方がない、という部分もあります。「わからない」ということを聞くと、ワクワクしてしまいます。「どうやったら、この子が理解して身に着けてくれるだろうか」ということを考えて色々な方法でアプローチをするわけです。大学で非常勤講師も行ったりしますが、なぜ、その依頼を引き受けたかと言えば、「面白そう!」と思ったからです。まぁ、実際は片道2時間以上かかり、準備が相当かかるのですが、今の大学生たちと話すのもこれも面白いんですよね。約130名に毎回アンケートをとるのですが、学生から出る質問全てを整理して回答をつけて印刷して配ったりしています。(学生によっては、この資料をつくるのにどれだけ時間がかかるんですかと驚かれたりします)でも、楽しいから、役に立てるからやるわけです。実は準備には1回の90分の講義に毎回40時間位使っています。出来ること、全てやろう、これ以上ないと言えるところまでやろう、そう思っています。「楽しいから」これが基準です。何事もそうですが、「義務感」で行っているものは続かないと思いますし、成果も低いと思います。「楽しいから」全力を尽くすことが出来るのだと思います。そして、何事も「楽しめる」心のしなやかさが大切かと思います。
暗記の意味
こんばんは。塾長の鈴木です。今、入試で行っているテストは、「暗記型」であり、時代遅れと言われることもあります。そこで出てきたのが、最近の中高一貫校で出題されるような、「考えさせる」問題なのかと思います。ただ、基本的に定期試験をはじめ、殆どの入試も「暗記型」のテストですね。私が学生時代においても、暗記させるような科目、例えば社会や古文などですね。そういったものは、非常に意味がないと考え、むしろ毛嫌いしていました。「調べたらわかることを暗記することになんの意味があるのか」と。ただ、今になって考えると、「覚える」ということにも意味があるように思います。それは、覚えていること、身に着けている知識というのは、なんらかのアイディアを出したり、また、解決策を出すときに、自然に使っていたりするからです。テストや入試で点数をとるだけならば、数学でさえも「パターン学習」でクリアできます。ただ、数学好きにとっては、「パズル」を解いているだけなんですよね。つまり、「解くこと」が楽しみなわけです。ですので学生時代は、「うんうん」うなって考えるのが好きで、勉強方法としてはNGなことをやっていました。(指導する際は、限られた時間の中で一題でも多くの問題を解けるようになって欲しいので、通常はすぐに「解き方」を身に着けてもらいます。「うんうん」うなって考えたければ、それは家で自分の趣味としてやれば良いわけで。)ただ、私がその学生時代に身に着けた「考えて解く」ということも実は今になって普段から活かしているようにも思うのです。何か課題があれば、「どうやって解決したら良いのかな」と考えるわけですが、これが面白いわけです。今のは数学の例ですが、当然、他の科目でも誰しも身に着けたからこそ、実は良く使っている、ということはあるように思います。「暗記した知識」だけでは、活かすのは難しいかと思いますが、それを「さまざまに組み合わせる」ことで、新しい事が出来るのだと思います。