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1107, 2015

時代は変わるというが

2015年07月11日|Categories: 武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。もう、この時間だと明るいですね。そして、朝は静かです。最近思うのですが、時代が変わっていく、ということを良く聞きます。確かに表面的には、技術的な面、特にIT関連で大きく変わったように見えます。インターネットが一番顕著な例かと思います。まさか、パソコンで色々なのを購入したりするようになるとは、技術的には出来たとしても、それが普及しているということがすごいことだとは思います。ただですね、私から見ると、まさにITこそ、ここ20年以上大して変わっていないように思うのです。最近よく言われる、IoT(Internet of Things)などという技術があります。要はさまざまな電気製品がインターネットにつながるということです。それにより、在庫等を無くしていくなど、さまざまな発展形が出てくる、とされています。・・・このようなことも2、30年前も言われており、また既に企業内では実現されていたことですよね。CALSという技術も本質的にはそういうことを行うことにも応用されていました。また、今、一般的な音楽がインターネットから配信されることについても、これも20年以上前から、通信カラオケということで、情報量は少ないながらも実現されていました。ITに限って言えば、情報量、マシンスペックにおいては格段に変化していますが、やっていることはあまり変っていない。いつの時代も「これからは全く違う」と言われますが、いつも大差ないというのはこれからも変わらないでしょう。ただし、長い目で見た時には、大きな変化になっていると思います。その中でも、本質はどこにあるのか、どういう流れがあるのか、ということをつかむことはいつの時代も大切なように思います。

1007, 2015

楽しんでいる子は伸びる

2015年07月10日|Categories: 武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。私は主に数学を見ることが多いのですが、「問題が解けた!」と喜ぶことが出来る子は伸びやすいです。小さな成功体験なんですよね。その積み重ねが自信を作り結果を出します。小学生などは、問題を解きながら、「これラスボス(最後のボス)?」と聞いたりします。それが解けると、「倒した~!」と喜びますし、「これは、ザコキャラだから倒しちゃって」という感じでどんどん解いてしまったりします。勉強に後ろ向きになってくると、中学生あたりですと、「これ、社会に出て使うんですか」とか言ってきます。要はやらなくても良いという理由を見つけたいわけですね。私も好きこそものの上手なれ、と思いますから好きなものを目いっぱい学べる方が良いとは思います。でも、中学生であれば、公立は9科目の合計なわけですし。そこに文句があるのならば、一般受験で私立を受ければいいわけです。まぁ、この選択肢は今ではだいぶ減りましたが。仕事でもなんでもそうですが、「楽しんだもの勝ち」です。自分なりに楽しめる方法を見つける、ということです。これこそ社会に出てから通用する方法です。あれがいやだ、これが間違っている、などと不平不満を言う前に、ポジティブな理由を見つけて前に進むことが大切なわけです。

907, 2015

確認のために振り返ることが大切

2015年07月09日|Categories: 武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。夏の予定、ようやく形になってきました。6月の後半から大体来れそうな時間帯で仮の形で作成しておき、皆さんから予定表をもらって予定を修正していく、という形をとっています。予定表を作りながら、少し昔の事を思い出しました。かつて、メーカーの社員だった頃、1カ月だけでしたが、ある別のメーカーの新社屋の工事現場に出ていたことがあります。そこでは、建物の外側やガラス、照明などは既に出来ていて、あとはある設備の内部配線や装置の設置などを行う工事でした。そこで、ある委託業者の社長さんが、配線を私に指導しながら言われたことがあります。内容は、ある一つのまとまった配線を何十セットかを作る作業でした。「こうやって、一つ出来上がったらね、その場で、もう一度、その配線に間違いがないか、確認をするんだよ。最後にこれをやるかやらないかで、全く完成度が変わるんだ。」これは当たり前のことかもしれませんが、私にとっては、非常に有用なことでした。100個作ったら、1個位間違えがあって良いものではないのです。1個間違えていたら、組み込んでしまったら今度はどこにミスがあるのか、見つけるのがかえってやっかいになります。つまり、最後の詰めを行うかどうかで、目先の確認する時間より、後で多くの時間を失うことがあるということです。今、生徒さん達に勉強を教える時も同じです。テストなどでのミス自体は誰だってする可能性はあるのです。それをどうやって無くしていくのか。一つコツになるのは、「あっているはずだ」と思ってみない事ですね。「必ず間違いがどこかにあるはずだ」と疑って探すことです。誰しも、自分の解いた問題はあっていて欲しい、という願望があります。だから、自分のミスは良く自分では見つけられないということもあります。(見つけたくないという裏の願望)ただ、テストでは他人に見直しをしてもらうことは出来ませんから自分で疑ってかかるしかないわけです。解いた後に、どこかでミスをしているはずだ、と思って探すのと、あっているはずだ、と思って探すのでは、ミスの検出率は大きく変わるでしょう。方法論も大切ですが、意識の持ち方でも大分変るのです。

807, 2015

専門家になるための勉強と

2015年07月08日|Categories: 武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。専門家になるための勉強と、入試などの試験で結果を出すための勉強というのは基本的に違います。入試や定期テストで点数をとれるためには、解いた問題を完全に解くことができるようにしていけば良いのです。ところが、専門家は違います。例えば、数学者になるような人は、繰り返しや暗記で点数をとるかと言えば、そんなことはありません。ある意味センスが問われます。どうやって解くか他の方法はないのか、とにかく考えることも好きですし。逆に数学など、解答を見て覚えるものだと言われると、驚いてしまうくらいです。ところが入試や定期テストにはセンスはあるに越したことはありませんが、別にセンスなどなくても、問題を繰り返し解くことで解けるようになります。もし、数学の奥深さを伝えようとするのならば、演習を解くよりも、もっと根本的なことについて、いろいろ試行錯誤したり、新しいことを見つけようとしたり、さまざまなアプローチ方法があるでしょう。ところが、それをいくらやったところで、定期テストや入試の点数はあがりません。どの科目でもそうですが、いくら授業を聞いたところで、勉強が出来るようになる科目はありません。授業を聞いて、理解して、演習を解いて、解けるようにして点数になります。(実技科目であれば、実際に体を動かしたり、作ったり、ですね)ある塾では、「授業はいらない。演習あるのみだ。」ということをうたっているところがあります。たぶん、効率良く結果を出すためにはそうだろうなとは思います。でも、それぞれの科目の専門家が説明するなかに、何かその子にとって役に立つヒントがあるのではないか、私はそう思っています。だから、授業も必要なのだと思います。授業と演習のセットですね。こちらでの授業というのも授業だけでなく、演習と交互に行うのはその為です。

707, 2015

目標

2015年07月07日|Categories: 武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。何事もそうですが、具体的な目標を持つと、それを叶えやすいということがあります。目標を持たないというのは、距離の決まっていないマラソンを走るようなものですから、これはこれでシンドイと思います。また、目標を持つと、その物事をゲームに出来るんですよね。だから、楽しくなる。人それぞれ、何を持って楽しいと思うかは異なりますから、自分なりに方法を見つければ良いのかと思います。

507, 2015

教室のカラー

2015年07月05日|Categories: 武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。高校の定期試験もようやくほぼ終わりですね。みなさん、お疲れ様でした。面白いのですが、こちらの教室は不思議と理系出身の先生と生徒さんの比率が普通の教室よりも多いです。理系、文系が分かれるのは高校2年生以降でしょうけど、今の高校2年生の数学は中学の頃から私が全員見ていますが、なぜか全員理系選択です。もっとも、本当に大学の専攻まで理系かというと、そうとは限らないとは思いますが・・。世の中全般的には、理系は大学生の3割に満たないといいますから、文系の比率の方が多いはずですが、何かあるんでしょうね・・。私もずっと理系畑で来て、就職したのも、情報処理会社、メーカーとわたってきて、大学での講師も理工学部で行っていますし。あと、なぜか、「部長」をやっている人も多いです。毎年、何名かいます。これが、何を意味するのかはわかりませんが、きっと教室のカラーというのもその時々で変わるのかもしれません。もっとも、何をもって理系タイプか、文系タイプかというのも線引きが難しいですね。物事を数値でとらえようとするのが理系タイプ??感性でとらえるのが文系タイプ??