まずは自分のため
こんばんは。塾長の鈴木です。「○○のために」と、その○○に、他人や、社会や世の中が入るということは、とても素敵なことに見えるかもしれません。ただ、本当は一番最初に、「自分のために」という部分が抜け落ちてしまうと、たぶん、苦しくなってしまうものかと思います。誰かのために、というのは素敵だけれども、その前に、自分のために、ということも認識しておかないと、その○○が自分の思い通りにならないとき、今度は、怒りになってしまうかもしれません。自分を大切にできない人が、他人を大切にすることはできませんから。
親と子
こんばんは。塾長の鈴木です。みんな、学生のみなさんはもう冬休みですね。さて、普段、面談等でお会いする保護者の方に対しても、お話して思うことは、みんな、子供のことを一生懸命に考えていらっしゃる、ということがあります。そこから、私も親の一人として、教えていただくことが多いです。とはいえ、子供自身がそうは思えないですし、なかなか葛藤もあるものだと思います。やはり、親が子供に対してどのように思っていたかをきちんと感じることができるのは、自分が親になってからの部分は大きいと思います。単純に人対人という部分では、ある程度の年齢になれば、親としてではなく、一人の人として見ることができます。つまり、客観視することまではできます。自分の何を差し置いてでも、子供のためにとまで思えるのは、やはり、一般的には親、特に母親かと思いますが、それを子供が感じるというのは難しいかもしれません。幼いうちは、愛情をまっすぐ受け取ることができますし、それをストレートに返してきます。しかし、だんだん大きくなってくると、そうはいかないですよね。それは、親離れ、ということもありますね。そして、いつかその子供がまた親になったときに、どういう気持ちで親が自分に接していたのか、伝わることもあるように思います。
当事者には見えない
こんばんは。塾長の鈴木です。当事者だと見えない、ということは、むしろ、あまりにも簡単な解答なときに良くあるように思います。今日、車を運転しながら急いでいるにも関わらず、首都高速で渋滞にはまりつつあった時、私はまずいまずいと思いながらも、ここはこのまま高速の渋滞を抜けるしかないな、と思っていたときに、妻が、「高速を降りて、そのまま、敦さんだけ電車で向かったらどうですか?」(妻も運転は出来るので、車は大丈夫。)私はそれを聞き、「あ、それはベストだ。100%間に合う。」ということで、予定通りに教室に戻ってくることが出来ました。その方法に、まったく私は気づきませんでした。むしろ、いろいろとアイディアを出すというのは得意だと思っていたにも関わらずです。運転している側は、どうやって、「車を使って最短で着くか」をいろいろな道を考えてベストの解を出そうとしますが、実は目的を客観的に考えたときには非常に簡単な方法があったりするんですよね。「車を使う必要がない」という。どんな物事もそうかと思いますが、当事者はどうしても視野が狭くなってしまいがちだと、気づかされる出来事でした。
スター
こんばんは。塾長の鈴木です。大分寒くなってきましたね。先ほど、外に出たら、星がとても綺麗でした。冬の星空は綺麗ですよね。当たり前のことですが、教える勉強の内容というのは、毎年それほど変わりませんが、いらっしゃる生徒さんは一人として同じ生徒さんはいません。そうすると、教える内容は同じであっても、アプローチの仕方は変わりますよね。本当に、いろいろな性格の子がいて、面白いです。それこそ、星の数ほど、いろいろな子はいるし、一つとして同じ星はないですね。一つ言えることは、一人ひとりがスターであることは間違いありません。
知っているとわかっているは違う
おはようございます。塾長の鈴木です。教室には、私の友人や後輩達が悩み相談に来ることがときどきあります。皆、自分が変わらなければならないのに、他人や周りを変えようとして、苦しんでいる、というケースが多いように思います。皆、「他人は自分の鏡」ということは知っています。知ってはいても、認めてはいないんですよね。勉強で言えば、「知っている」けど、「わかっていない」ということです。まずは、それを認めることからです。それを認めると、自分が変わります。そうすると、その時には、周りも変わっています。その理由について、もっと詳しく話すことも出来るのですが、表面的なところでとどめておきます。
人のせい、というのは存在しない。
こんばんは。塾長の鈴木です。全ての物事において、「他人のせい」というものは存在しません。全て自分の責任でしかありません。なぜならば、自分の周りの環境というのは、全て自分自身が作りだしているものだからです。これに気づかないと、色々と困難が多いと思います。なぜならば、「他人と過去は変えられない」と言う通り、変えることの出来ないものに対して、変えようとしているからです。しかし、もし、全てが自分の責任であると気づくことができるのであれば、物事は自分の思う形に持っていくことが出来ます。なぜならば、唯一変えることのできる、自分自身は自分がコントロールするものだからです。例えば、学校や、職場に自分のキライな人がいたとします。そして、その人のせいで、何かとイライラすることがあったとします。では、その人がいなくなれば、全てはハッピーか、ということにはなりません。なぜなら、その人は自分に何かを気づかせるためにいるからです。それを解決せずに何か変えようとしたところで、例えば転校や転職をしても、また同じ人が出てきます。もっと言うと、自殺をしても同じです。もっと、しんどいところからスタートすることになるだけです。つまり、それは自分自身が作り出しているからです。その解決すべき自分の課題に気づかない限り、いつまでも現れます。逃げることは出来ない、それならば、その自分の課題に立ち向かうしかないのです。