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2702, 2016

一つの区切り

2016年02月27日|Categories: 武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。今日、一人の生徒さんが塾を卒業しました。その子は、約4年前から通ってくださったのですが、開校したときの初めての受験生でした。中学生活、高校生活とあっという間に過ぎ、今春からは大学生になります。開校初年度の時、その子の第一志望の合否が、この教室の先行きを示唆する、私はそのように思っておりました。無事その子は第一志望に合格し、この教室も今にいたるまで毎年人数を増やしながら続いております。ずっと通ってくれたというのは、本当にありがたく思います。生徒さんがいなければ、教室は存在できないわけですから。生徒さんにとって、どれだけお役に立てたのか、と思うと、まだまだ足りなかったな、もっとできることはあっただろうな、と思います。その子向けのメッセージになりますが、開校すぐから約4年、この教室を選んでくれて、その後高校に入ったあとも、いろいろ大変なこともあったのに、最後の最後まで続けてくれて本当にありがとう。

2502, 2016

後悔とは

2016年02月25日|Categories: 武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。なんらかの、自分にとって望ましくないことが起きたとき、後悔することがある、ということもあるかもしれません。ただ、後悔というのは、「あのとき、○○すればよかった」という、何らかの、選択の誤りがあったときですよね。それは、後悔することで、次に生かすことでそれは経験となるわけです。いかなる結果であれ、自分が過去のある時点(期間)において、これ以上ないと思えるだけのことをやったのであれば、それにおいては「後悔」というのは生まれないように思います。中途半端なことをすると、後悔ということが生まれやすいのだと思います。ちなみに後悔し、それによって、なんらかの経験を得たのであれば、それを引きずる意味は何もありません。次に進む、ただそれだけです。いつまでもクヨクヨしていたりしたら、それこそ、時間の無駄ですし、そんなことをしていたら、それについてむしろ「後悔」すべきこととなります。前にしか進めないわけですから。

2302, 2016

価値

2016年02月23日|Categories: 武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。今は、中学生の定期試験も終わり、いよいよ高校生の定期試験が始まります。さて、ものを買うとき、選ぶときに、誰しもなんらかの基準があるかと思います。私が重視するのは雰囲気と価格です。雰囲気は、そのものに対して、持つことでワクワクするかどうか、ということですね。あと、価格は安いかどうかではなくて、自分が考える予算の中ではなるべく高いものを選びたい、ということです。もちろん、価値を感じないものになるべくお金を払いたい、なんていう人は誰もいないでしょうし、私もそういうわけではありません。例えば、今まで1000円のものを使っていて、今度は2000円のものにしてみた、とすると、いったいどんな感じなのだろう、新しい発見はあるだろうか、という感覚ですね。それで、失敗もしていますけど、発見もあります(笑)

1602, 2016

ことば

2016年02月16日|Categories: 武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。いよいよ、明日は、公立入試ですね。普段通りの力を発揮していきてもらいたいと思います。それさえできれば、ベストな結果を引き寄せられると思います。私は、今はここで「塾」という事業を行っておりますが、5年、10年先にどのような方向性にもっていくのか、それがはっきり見えない、ということを講師に話したところ、「ビジョンが見えないのではなく、言葉が見つかっていないだけだ」と言われました。非常に面白い視点であり、私が意識していないことでした。確かに、自分がなんらかのビジョンを持って進んでいるときには、自分の中に、言葉で表すことのできるビジョンがありました。そう考えると、「言葉」には、ただ、伝えるだけではない、非常に面白い役割があるように思います。部活や勉強にしても、目標というのは、「○○大会1位をとる」とか、「○○大学に合格する」といった、ごく近い未来の目標もありますが、「言葉」にできますね。私が、5年、10年後のビジョンが見えないとは言いながら、確かに何も見えていないわけではなく、漠然と「こういった形」というのはあるようにも思います。ただ、一言で伝えられる「言葉」はまだはっきりしていません。「言葉」にすることで、自分自身の、そして周りにとってのビジョンになるという役割が「言葉」にはあるということですね。

1402, 2016

モノづくりと数学・算数

2016年02月14日|Categories: 武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。高校までの数学というのは、いわゆる、機械作業的な部分が多いです。もちろん、ヒラメキやアイディア次第でいろいろな解き方があるというのも数学です。ただ、基本は、決まった問題を決まったツールで解くという部分もあります。この作業にどういった意味があるのかと言えば、割とモノづくりに似ているように思います。ソフトでも、自動車でも電気製品でも良いのですが、モノづくりというのは、「ある解(実現したいこと」が決まっていて、それに対して、どのようなツールや技術を使って実現するか、ということがあります。そして、1000回動かして1000回正確に動く必要があります。数学の計算というのは、まさにそういったことですよね。いかにある「問」に対して、どのようなツール(公式など)を使って、「解」にたどり着くか。途中で、式が一つ抜けるだけで、正解にたどり着かない。モノづくりであれば、「不具合・バグ」ということになります。数学から派生した技術が通信や暗号化技術に使われているといった、直接的なことではなく、数学を解くときのようなことは、モノづくりの時には必要とされている技術、その予行練習のようなものに思います。

602, 2016

強みを伸ばすのか、弱みを減らすのか

2016年02月06日|Categories: 武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。誰しも、長所、短所があります。社会に出てからであれば、間違いなく、長所を伸ばす方法で、自分の力を発揮する、という方法が良いでしょう。ところが、学生の間の場合は、少なくとも勉強においては、案外、それだけでは難しい場合もあります。特に中学生においては、なぜか、内申点というものは、9科目の合計であり、また、一つ一つのテストも幅広く、浅い試験です。そのために、科目ごとでもそうですし、科目の中でも、得意なところ、苦手なところというのはなるべくなくした方が、合計点は良くなります。ある部分に特化して得意、というのは中学ではあまり評価はされませんが、社会に出たときは、どれもまぁまぁよりは、自分の道を選びやすいかもしれませんし、むしろ組織から重宝されることもあるように思います。ですので、中学生の時の全般的にできる方が良い、というのは社会に出たときにはそうではない、ということは知っておいた方が良いように思います。成績は、5段階ですので、どれだけできても、5にしかなりませんが、実際の能力というところでは、-100から+100くらいまである場合もあるわけですから。