春
こんばんは。塾長の鈴木です。桜の綺麗な時期ですが、少し雨が多くて、ゆっくりお花見ができないですね。春や新年は、新しいことを始めよう、と思う、何か、そういう雰囲気があるように思います。そのときに、大切なことは、その思いで行動を起こすことと、続けることです。行動を起こして3日坊主では、何も変わりません。やると決めたのならば、やり続ける。5年、10年と続ければ、確実に何か予想もしなかったようなものに気づくことができたりすることもあると思います。学生の勉強の場合は、1年、2年などのようにもっと短い期間の場合が多いかもしれません。方向性が正しいのかどうか、それは、自分自身が感じることが出来ると思います。
未来へ続く道
こんばんは。塾長の鈴木です。明日、明後日は、お正月ぶりの2連休です。きっと、この業界の人はみんなそうなのかなとも思います。さて、みんな、中学生に聞いても、大学生に聞いてもそうなのですが、「将来は、どういう道が良いのかわからない」と言う子たちもいます。私が大学の講義で、「今でも自分の将来については考えている」なんて話すと、「先生の年齢になっても考え続けなければならないのか」なんてコメントをもらったりもします。でも、いいのではないかなと思います。先日のブログともかぶりますが、「今の一秒」の積み重ねが「一時間」になり、その積み重ねが、やがて、「一年」そして、「一生」になっています。「一瞬」の積み重ねが「一生」になっている、ということですね。その「一瞬」をどう生きれば良いかといえば、「自分に正直に生きる」ということだと思っています。「本当は違うのに」とか、「周りの目があるから」というのは、自分の生き方ではないでしょう。きっと、ストレスもたまると思います。ストレスというのは、「自分の生きる道」とそれたときにたまる、「指標」のような気がします。自分が自分らしく生きる、なんて陳腐な言葉かもしれませんが、自分が自分らしく生きているかどうかを確認することも大事なのかな、と思います。私も20代のころは、何か、一生の大きな目標をもたないといけないのでは、とも思っていました。かつて、ソフトバンクの孫さんも、「みんな、目標をもたないから、同じところをぐるぐる回るんだ」とも言っていたように思います。何が正解だとは思いませんが、その人にはその人の正解があるのだと思います。本当は、その正解は、自分自身がみな、気づいてはいるものだと思います。ただ、中学生くらいだと、まだ難しいかもしれません。なぜなら、自分の考えと、自分とを切り離してみるのがまだ難しいと思うからです。でも、そんな難しいこと考えなくても、自分の感覚が自分の内側から来ているものか、それとも、周りにみせるために来ているのか、その区別はつくと思います。
未来じゃない、今だ
こんばんは。塾長の鈴木です。将来、○○するために、今は○○を頑張る。この方法をとるのは、なかなか難しいように思います。レースにおいて、○○秒を目指す、ということはあるとしても、走っている最中に見えるのは、今目の前の景色だけだと思います。そして、自分がコントロールできるのは、その「今」しかないと思います。その「今」をどうするかで、「結果」というタイムが得られます。勉強も同じだと思います。目標を持つのか、持たないのかは人それぞれですが、対処できるのは、「今」その瞬間だけです。「明日から」という人に、「明日」は永遠に来ないと思います。「言い訳」を考えている暇があるのならば、「今」すぐに「行動」しなければ自分の望む「明日」は来ないのだと思います。
目的は合格だとしても
こんばんは。塾長の鈴木です。塾に通ってくださる生徒さんの目的は、志望校への合格かと思います。ただ、それ以上に意識しなければならないことは、その子にとって、何を提供することが重要なのかを見抜くことです。中には、日ごろから勉強もするし、テスト前も取り組む、そしてテストの点数も良い子もいます。でも、そうではなく、とにかく勉強が嫌いだという子も多いです。勉強が嫌い、と一言でいっても、いろいろな形があります。例えば、なかなか、勉強の方法などを伝えても伝わらない子もいます。「わかってる」「知ってる」「やってる」多くの場合、「やってない」です。点数が取れているのなら、わざわざ余計なことは言いません。でも、やらない子は、やらないなりの理由があります。本当の意味で、「勉強の方法」がわからない子はいないと思っています。でも、「わからないから出来ない」と思っている子は多いです。そうしたときには、当たり前の勉強方法を、一つずつ、一緒にやっていくしかないです。でも、何か伝わらないときには、伝わらない理由があると思っています。生徒さん達が、10年前後の生きてきたなかで、彼ら、彼女なりの「哲学」があります。その「哲学」を見ながら、生徒さんの目標に向かって進むことが大切なのだと思います。
寄り添うこと
こんばんは。塾長の鈴木です。生徒さんにもよりますが、特に勉強が苦手な生徒さんには、まず「寄り添う」ことが大切です。どういうことかと言いますと、「同じ視点でものを見る」ということです。教えているときに、生徒さんがわからないときに、「え?こんなのもわからないの?」なんて言ってしまっていたら、それは、寄り添っていません。「わからない」から通っているんです。生徒さんの視点で、その問題がどのように見えているのか、そこまでを考えながら教えることを心がけています。とはいえ、「寄り添う」というのは、なかなか、難しいことかもしれません。昔教えていた生徒さんで、英語で、next week(来週)や、last week(先週)といった言葉を何度やっても覚えられず、問題を解けなかったことがありました。実は、その子は、中学生でしたが、「来週」や「先週」の日本語の意味が実はわかっていなかったのでした。つまり、「来週の木曜日っていつ?」といわれても、わからなかったのです。そんなときに、「え?そんなの知らないの?」なんて言ってはならないです。「OKOK。来週っていうのはね、~」とまず、カレンダーを使って、説明をしました。でも、そんな子も勉強に取り組むようになり、春から大学生です。色々な生徒さんがいます。その子なりの悩みを解決するのが、塾の役割だと思います。まだまだ、出来てはいないと思いますが、そういう思いで塾を行っております。
いよいよ
こんばんは。塾長の鈴木です。中学入試、大学入試は既にはじまっていますが、公立高校の入試はいよいよ明日ですね。面白いもので、その年その年の学年のカラーというものがあります。同じ年というのは、当然なく、結果ももちろんなのですが、彼ら、彼女達に、何を伝えられただろうか、何の役に立てただろうか、と思います。受験した全ての生徒さんが合格という年もあれば、そうはいかない年もあります。どうあるべきなのか、どう接していけばよいのか、1人として同じ生徒さんはいないわけですので、何年経っても、難しいものだなと思います。何はともあれ、明日は自分の出せる最高の結果を出してきて欲しいと思います。