各種検定について
当スクールは、漢字検定及び英検(一次試験)の準会場となっております。次回は下記の日程で各検定試験を開催いたします。 申込みは校舎受付にて承っております。(℡: 044-988-1161) ふるってご参加ください! 漢字検定試験日程:6月13日(土)申込締切:5月9日(土) 英検(一次試験)試験日程:6月6日(土)申込締切:5月13日(水)※英検対策講座(3級)実施中!日程:5月9日、16日、30日(各土曜日)時間:18:10 ~ 19:10
ワクワク講座 空中浮遊ゴマ
ファインズでは今までに「動く・光るスライム作り」「焼きそば7変化」など、ワクワク講座でたくさんの実験を行ってきましたが、今まで1番難しい実験だったのではないでしょうか? 「空中浮遊ゴマ」の実験の様子をご紹介します。 材料で1番重要なのは「ネオジム磁石」。(とても強力な磁石なので、ふざけていると指を挟んでケガをしてしまうほどです。)この磁石の上でコマを回すことで、空中で回るコマを作ろうという実験ですが、大変なのはここからです。 ただコマを回すだけでは、磁石の反発によって、コマが飛んでいってしまいます。コマと磁石との距離。コマが回る角度。コマにつけた重り。すべてのバランスが整って初めてコマが空中で回るのですが、このバランスを取るのがとても難しいです。 最後は先生も手伝って、なんとか成功しました。コマが空中に浮かぶ仕組みは簡単ですが、それを成功させるためには何回もの試行錯誤が必要になります。普段の生活でも、こういった場面はよくありますね。 テストで何も勉強しなくて100点を取ることはなかなかありません。事前にしっかりと準備や復習をしておくことが、1番の近道です。「そんなのできない!」と言ってすぐにあきらめてしまうのではなく、努力して成功することがとても大切なことです。参加した子どもたちも、その気持ちを分かってくれたと思います。
進路選択(芸術系高校)
○芸術系高校の選択 将来の夢として、芸術系へと進めことを決めている人は、こちらを選ぶことも選択肢の1つです。国語・数学・英語などの学習ももちろん行いますが、美術大学を受験する場合、学科試験と同時に実技試験が必要となります。履修科目の中に美術関係の授業が含まれるなど、普通科高校とは異なる、芸術分野に特化したカリキュラムが行われています。 映画製作を専門に勉強する学科は、残念ながらありません。しかし、映画製作に関わる知識の習得は可能です。絵画の描写や映像表現の知識を習得しておくことで、今後の表現の幅を広げることができるでしょう。柿生スクールから通える芸術系高校としては、以下の学校があります。神奈川県立弥栄高等学校(芸術科・音楽専攻 芸術科・美術専攻。映画甲子園2009年 株式会社スマークルネットワーク SPARKLE賞)神奈川県立大師高等学校(総合学科‐芸術表現系列)川崎市立川崎総合科学高等学校(デザイン科)サレジオ工業高等専門学校(デザイン科)八王子高等学校(芸術コース 美術専攻)八王子桑志高等学校(デザイン分野・クラフト分野)ここでは「神奈川県立弥栄高等学校 芸術科美術専攻」について、詳しく見ていきます。所在地は神奈川県相模原市中央区弥栄3−1−8小田急小田原線「相模大野駅」から、神奈川中央バスを利用して、最寄りのバス停から徒歩3分で到着します。美術家では、英語や国語などの普通科目の他に、それぞれの進路に合わせて専門科目を自由に選択し、学習していきます。芸術科基礎科目 「総合芸術」「素画」「観賞研究」「映像表現」「美術専攻実技1」「美術史」入試情報平成26年度の募集人数は39名。ここに78名の志願者が集まったので、競争率が2倍という、神奈川県公立高校の中でも3番目に高い数値でした。選考方法は4項目で、それぞれ評価比率が決まっています。学習の記録(評定)…4 学力検査…4面接…2 特色検査…3*「学習の記録(評定)」では、美術の教科のみ2倍での評価となる。*「学力検査」で問われる教科は、英数国の3教科。*「面接」での評価基準は5つの項目 「面接の態度」「将来の展望」「学校・学科等の特色理解」「高校での教科・科目事以外の活動に対する意欲」「高校での教科・科目に対する意欲」*「特色検査」では、実技試験を実施
5.映画監督になるための進路選択(普通科高校)
映画監督になるための高校選択 高校からは義務教育ではなくなるので、自分で勉強したいこと・勉強したい学校を選ばなくてはなりません。そのなかで、映画撮影を部活動として行い、優秀な成果を上げている「普通科高校」もありますし、芸術を専門的に学ぶ「芸術科」が設置されている高校もあります。自分の将来を考え進学する学校を選んでください。○普通科高校に入学し、部活動としての映画製作を行う 「NPO法人 映画甲子園」では「eigakoushien worldcup」という大会を主催しています。応募資格は高校生であること。全国の高校生が対象なので、後述する芸術科の高校生も参加していますが、過去の最優秀作品賞には普通科の高校も選ばれています。映画甲子園のHPを見ると、過去に入賞した作品を見ることができるので、興味のある人はHPをご覧ください。柿生スクールから通える受賞学校としては、以下の学校があります。成蹊高等学校(2007年 優秀作品賞)日本大学鶴ヶ丘高等学校(2012年 入選)神奈川県立大磯高等学校(2012年 入選)日本大学藤沢高等学校(2012年 入選)東京都立永山高等学校(2012年 佳作)法政大学第二高等学校(2012年 佳作)中央大学横浜山手高等学校(2012年 [...]
4.映画監督に必要な能力
映画監督に必要な能力 それでは「映画監督」という仕事だけを考えた場合、どのような能力が必要となるのでししょうか? ①コミュニケーション能力映画製作の仕事は集団作業です。1つの場面を撮影するのに、場面を撮影するカメラマン。光量を調節する照明技師。役を演じる役者。役者の着る服を準備するヘアメイク、スタイリスト。その場面を演出する美術スタッフなど、たくさんのスタッフが関わることになります。監督は撮影現場の責任者なので、組織を運営していくコミュニケーション能力が重要になります。 ②場面構成 なぜ私たちは映画を見るのでしょうか?楽しいから。気分転換のため。やる気を出すためなど、人によってさまざまな理由があります。それらの多くに共通していることは、現実の世界では経験することのできない「疑似体験(現実には経験するのが難しい出来事を再現して、まるでその場にいたかのような経験をすること)を実感するためです。この「疑似体験」を映画を見る人に感じてもらうため、重要なのが「画え」です。私たちが画面やスクリーンを見るとき、当たり前ですが「この場面には○○という意味があります」「じつはこのとき、主人公は△△という気持ちだったのです」という監督からのメッセージはありません。では、どのようにして見る人にそのメッセージを伝えるかというと、場面の構成を工夫するしかありません。 国語の物語文の読解問題を思い浮かべてください。「A君は笑顔で手を振っていたが、彼の背後には、急に黒い雲がおおいはじめていた」この文章から、A君にこれからどのようなことが起こるでしょうか?という問題があったとします。始め、A君は笑顔であるということから、きっとA君には良いことがあった。プラスの印象を見つけることができます。しかし後半、黒い雲がおおい始めた、とあるので、これから雨が降ることが予想されます。晴れから雨への変化は、一般的にプラスからマイナスへのイメージの変化です。このように、文章として表わすことなく、その場面を見るだけでメッセージを伝えることができるのです。 映画も同じように、画面に監督が伝えたいメッセージが直接的に表現されていない可能性があります。そのため、カメラの撮り方や役者の演技などの工夫によって、映画を見る私たちにメッセージを伝えているのです。 この場面構成をどのように表現するかは「写真」を通して練習することができます。写真を撮るとき、角度や倍率を少し変えるだけで、まったく別の世界が生まれます。旅行などで写真を撮る機会があれば、今の気持ちや伝えたいメッセージを意識して、写真を撮ってみてくい。
3.映画製作の仕事
「映画製作の仕事~1本の映画を作るには~」 映画業界の中でも一番希望する人数の多いのは「映画製作」の仕事です。たまに映画やテレビドラマを見ていて「ここはちがうな~。こうしたらもっと面白いのに」と思うことは、誰しもあると思います。そのような「自分の世界」を直接表現できるのが、映画製作を仕事とする一番の目的だと思います。 映画を1本作るのには多くの役割が必要です。例えば、下に書いたような仕事があります。 ○映画俳優、役者 ・・・その作品に求められる人物を演じる○脚本家、シナリオライター ・・・映画作りにおいての設計図。土台となる重要な部分 ○カメラマン・・・機材の管理から、撮影まで。監督の望む画を探し出す。 ○照明技師・・・目立たないが必要な仕事。心情を作り出す背景を工夫する。 ○美術スタッフ・・・映画の世界観を創造。非日常の世界を作り出す。 ○映画スクリプター(記録)・・・撮影した動画の記録や管理を行う。 ○編集・・・情報は80%が視覚から。映画のイメージを決定づける。 他にも ○録音技師 ○ヘアメイク ○スタイリスト ○視覚効果(VFX、CG製作)など・・・。 どの仕事も映画を作る上で欠かせませんが、映画の良し悪しを決めるうえで特に重要な仕上げが「映画監督」と「プロデューサー」です。この2つの仕事は似ているようでまったく違います。 「映画監督」 先ほど書いた様々なスタッフといっしょに、1つの作品を作り上げる仕事です。例えば、カメラマンにもっと別の方法で撮影してもらいたい場合、そのカメラマンが撮影可能である技術を把握しておく必要があります。また、この場面で「A」という撮影技法を使えばもっと迫力のあるシーンが撮影できるとします。その時、監督がその技術を知らなければ、より良い映画が作れません。映画監督は撮影だけを行うのではなく、それぞれのスタッフの技術を理解しておく必要のある、大変な仕事です。 「プロデューサー」 プロデューサーは映画製作の現場には関わりませんが、映画製作を別の面から支えることが仕事です。ある映画を撮影する計画が始まったとします。どのような映画を撮影するのか?主演はだれにするのか?映画撮影の予算はどうやって確保するのか?映画撮影が始まる前に、解決すべき問題は山のようにあります。プロデューサーはこれらの問題を解決していく、重要な仕事です。 この2つの仕事の違いを分かりやすい言葉にすると、「映画監督」=映画を創る仕事(創る…原型のなにもないところから、作り上げる)「プロデューサー」 =映画を造る仕事(造る…原料・材料を組み立てたりして,形のある物をこしらえる。) 「自ら映画を撮影したい!」と考えている人は映画監督を。「いままでにない、こんな映画があればなぁ~」と考えている人はプロデューサーを。映画製作という大きなまとまりの中に、これだけ多くの仕事があります。自分が何をしたいのか。よく考えて、自分の将来を考えてみてください。