こんばんは。
塾長の鈴木です。
毎日暑い日が続きますね。
生徒さん達の勉強を見ていて思いますが、大体1回見ると、何が出来ていて、何が出来ておらず、何を対処すれば点数がとれるようになるか、ということはわかります。
私は主に数学を見ることが多いのですが、例えば中学生であれば、今の単元が出来ないから、点数がとれないのではなく、多くは中1や、小学校の単元でつまづいていることが多いです。
学校はあたりまえですが、その子が出来ていようと、出来ていなかろうと、次の単元に進みます。
基本的にはまず、計算が合うかどうかです。
計算が合わない子というのは、まず、中1の一番初めの正負の数、その次の方程式が出来るかどうか、ですね。
そこが本当に出来ていれば、中学生の単元はそれほど困りません。もちろん、図形や関数などありますが、まず、計算が出来ないことには、どの単元を行っても点数になりません。
怖いのは、自分はわかっている、出来ている、と思っていて、実は完成度が低いために点数にならないということが多いのです。
家づくりと同じで、土台が出来ていないのに、いくら上に積み上げても、完成しないのと同じです。
計算は基礎訓練です。
ここが固まると、面白いように点数がとれるようになります。
何が出来ていないかは、生徒さんによって皆それぞれ異なります。
一人一人、間違い方や計算方法を見ているとどこの単元を苦手のまま来てしまったかがわかります。
良く、「文章題が苦手で」ということは聞きますが、本当の問題は文章題以前の事の方が多いです。
計算が出来ないのに、文章題が正解できるわけないですから。