こんばんは。
塾長の鈴木です。
生徒さんの話を聞いていると、たまに「頭の良い人がうらやましい」なんて聞くこともあります。
確かに、記憶の良い人、理解の良い人、それぞれいます。
でも、誰しも、それぞれに光るものを持って生まれています。
今の中学、高校生においては、学校の勉強が人よりも短い時間で成果を出せる人というのはうらやましいかもしれません。
はっきり言ってしまえば、たかがこの中学、高校だけに役立つことを早く身に着けられるかどうかなど、人生においては、どうでも良いんです。
その物事に対して、どのように取り組むか、ということなんです。
だれだれがうらやましい、なんて言っている時点で、「逃げている」ということです。
自分の置かれた立場で最善を尽くす。
その勉強をしているのです。
5年後、10年後に二次方程式を使う人なんてまずいません。
そんなことを身に着けるための勉強ではありません。
ある目の前の課題に対して、どのように取り組むのか。そしてどのように成果を出すのか。
そういったゲームなのです。
間違っても他人をうらやんだりするのは損です。
それは、自分を否定することになるからです。
全ての人が、自分にしかできない、最高の力を持っているわけですから。