こんばんは。
塾長の鈴木です。
明日は、公立高校入試の2日目ということで、面接です。
基本的に、生徒さんが、「こんなことは言ってはダメだろう」なんて思っていることが、実は逆、ということがよくあります。
みな、面接も、「模範解答」のように答えるのが良いと思っています。
「模範解答」とは、「勉強とスポーツとをがんばります」のようなものです。
これを具体的にいうわけですが。
これは、良い答えのようで、一番、加点対象にもならない答えです。
100点のテストで言えば、60点ですね。
そんな誰でも思いつきそうな、薄っぺらいことを言うのではなくて、「自分」を話すんです。
中学の間なりに、何に力を入れてきたのか。
もちろん、部活なら部活で良いですし、委員会活動なら委員会活動で良いんです。
それも、自分だけのことを言うことが大切です。
「こんなマニアックなことを言って良いのだろうか」って、思うのかもしれませんが、それを言うから、「自分らしさ」が伝わるのです。
後は、志望動機ですが、「大学に進むために~」なんていうのは、まったく志望動機にはなりませんし、それも作ったものでしょう。
別に大学に行くだけなら、どこの高校に行ったって大して変わりません。
自分だけの理由が本当はあるはずなんです。
どうして、それを隠そうとするのか。
面接は、いつも言いますが、「あなたは誰ですか?」と聞いているだけです。
自分は誰なのか、自分で調べて文章にして、それを他人にわかるように伝える。
ただ、それだけです。