こんばんは。
塾長の鈴木です。
勉強でもなんでもそうですが、物事にはステップがあります。
例えば数学で言えば、ある分野の問題があったとします。
ステップ1 公式を知る
ステップ2 公式がわかる
ステップ3 公式を使って解くことが出来る
このステップがあります。
学校の授業など、いわゆる、”授業”では、”わかる”ところまではできます。
しかし、”出来る”為には、自分で繰り返し何度も問題を解いて、完全に解けるようにする必要があります。
ここが難しいところで、授業をいっぱい聞いたから、問題が解けるようになるわけではない、ということです。
また、授業を聞いていると、”わかった”気になることが出来ます。その状態では、まだ点数にならないのです。
自分一人で問題を解いて、間違えたところをやりなおして初めて点数になります。
ここが、勉強の怖いところです。
学校でも塾でも家庭教師でも良いですが、教えてもらったから解けるようになるわけではありません。それは、”わかった”だけです。
たくさんの授業を受けると、”勉強をした。わかった。もう出来る。”気持ちになってしまうことが怖いのです。
必ず、自分で繰り返し完全に解けるようになるまで解く、これはすべての科目に言えることでしょう。
”出来る”のステップに持っていかなければなりません。
学校に通っている人は全員、たくさんの授業を受けています。それなのに、なぜ、点数の差が大きく出るのか。それは、最後のツメである、”演習”という”出来る”ためのステップをどこまでやるかで点数が全く変わるからです。
どれだけ優秀な人であっても”授業”だけ聞いて問題が”出来る”ようにはなりません。