こんばんは。
塾長の鈴木です。
学校が始まり、ぼちぼち先週のテストが返ってきました。
同じ位の成績の場合でも、多少の能力の差というのは確かにあるのですが、同じ位の成績であるならば、当たり前ですが、結局、勉強をした量と成績は大体比例します。
基本的に点数を取れる子というのは、「ツメ」をきっちり詰めます。
取れると思ったけど、取れなかったという子は、「詰めが甘い」です。
とはいえ、「できた!」と思ったけど、点数が取れなかった子というのは実は良い位置まで来ているとは言えます。
本当に点数が取れない子の場合は、「できた!」とは思いませんので。解けない問題が多いわけですから。
ただ、自分ではできた!と思ったということは、少なくとも多くの問題が「わかった」はずなのです。
でも、「詰めが甘い」ので、数学などでは、計算違いをしてしまい、結局点数が出ない。
普段からきっちりきっちりやる子は、当たり前ですけども、漏れが少ない。
つまり、ある範囲の勉強を教えたら、きっちり、自分でも復習をするので、次から始めるときには、新しい単元に進むことが出来ます。
次の授業まで何も復習もしないで授業にのぞむと、また、前の範囲から行うため、いつまでたっても前に進むことができません。
ピアノの練習だって同じですよね。
どんだけ教え方がうまい先生にならっても、週1回のピアノのレッスンの時にしか練習しない子でうまくなる子なんていないんです。
勉強も同じです。
このことに早く、生徒さん達が気づくことが非常に大切です。
もっとも、社会人になって通う、各種ビジネススクールだって同じですけどね。
部活にしたって、人より練習するから人よりうまくなるわけです。
他の部員たちと同じことしかしていなければ、同じ程度にしかならないですよね。