今、平昌オリンピックで羽生選手を始め、多くの日本人選手が活躍をしています。
今から12年前の2006年のトリノオリンピックにて、荒川静香選手が女子フィギュアスケートにてアジア選手初の金メダルを獲得しました。
もちろん、これだけでもすごいことですが、荒川選手が記憶に強く残ったのは「イナバウアー」という技にありました。この技は上体を大きく反らしたまま滑るものですが、得点対象ではありません。この技を荒川選手が演技に取り入れた理由は「自分らしさを出したかった」というものでした。自分が表現したいもののために、あえて「イナバウアー」を取り入れたという事実は大きな話題を呼びました。
学生の皆さんは日々やらなければならないことが多いかと思います。覚えなければならない公式、文法、宿題や部活。それらを達成し、いつか自分のしたいことをするときに「自分らしさ」「自分にしか出せないもの」を持ってほしいと思います。そのためにも今すべきことを日々しっかり積み重ねて下さい。