こんばんは。
塾長の鈴木です。
テレビは全く見ないので、今もあるのか知りませんが、塾のCMで、「やる気スイッチ」とかいうのがあったかと思います。
「スイッチ」というのは、簡単に押せるものです。なので、通えば簡単に子供がやる気になる、ということを連想してもらうCMです。
そんなものは誰もが知っての通り存在しませんし、もしあったら、ちょっとヤバいことだと思います。洗脳ですかね。
でも、子供自身は、「やる気」をどうやって出せば良いのか、悩む子はいます。
残念ながら、他人が押すことはできないものです。
「やる気」というものは、行動をするから出るものです。
勉強でもスポーツでもなんでも良いですが、
「やる気が出ない」のではないのです。
何もしないから、「やる気が出ない」のです。
少なくとも、毎日〇〇分(〇時間)だけは、〇と〇だけは絶対にやる、など小さなステップで良いからそれを決めて、必ずやる。
誰かに押してもらう「やる気スイッチ」なんて、押す人がいなくなったら、オフになります。
塾での個別指導というのは、その子と一緒に進めていきますので、自転車で言えば、後ろから押している状況でしょうか。
で、授業の間は少し進みますが、終われば止まってしまいます。
本人がペダルをこげば、もっと進むことができます。
そのきっかけづくりではあると思います。
授業で教えることは勉強だけではないです。
話していく中で、その子の将来の方向性などが見えると、一番頑張れると思います。