こんにちは。
塾長の鈴木です。
最近、特に思うことは、「挑戦しているのか?」ということです。
大学で教えていることもあり、就活情報も読むのですが、なぜか、例年「コミュニケーション能力」が必要、と企業のアンケート結果ではなっています。
「挑戦」なんて言うことは数年前、まだ10位以内にあったように思うのですが、最近は上位に来ることはなかったように思います。
それは、アンケートに答える多くの上場企業が「今を守る」という姿勢が強いからのようにも思います。
学校にしても、50年前とたいして変わらないことを教えているわけですから、「今を守る」ということが前提にあります。
最近は、プログラマーを育てるとかなんとか、プログラマーという「作業員」をつくることも授業に入ってくるみたいですが、本質的には何も変わっていません。
少し前に、高校生向けにビジネス講座を何回かにわたって行っていたことがあります。
そのITの分野での第一線の人たちに話をしてもらったり、株や投資についてなども含めて、世の中の仕組み、ビジネスの仕組みについて話しました。
でも、みんな部活が忙しいとか、興味がないとかで、だんだん、来なくなってしまいます。
英語だ数学だと言えば、すぐに来ますが。
二次方程式だろうと、三次方程式だろうと、解けたところで、多くの人にとってはなんの役にも立ちません。
そんな矛盾は、子供たちだって気づいています。
でも、部活だって本当は同じです。
バスケでもサッカーでも、そのまま選手になる人はあまりいません。
でも、スポーツは多くの子たちが好きですから、そのことについてはあまり文句を言わないんですよね。
それでも、ある分野について、必死に取り組むこと、挑戦し続けることで、多くことが得られます。
私が、生徒さんたちに伝えること、見せることができることは、「勉強」というものを通じて、「挑戦し続ける」という姿勢です。
生徒さんたちに言うからには、自分がそれだけのことをやらないと伝わりません。