こんばんは。
塾長の鈴木です。
橘中、西中原中の生徒さん達の答案も段々返ってきました。
今回は夏期講習もありますから、定期テスト対策というのはそれなりに時間をとることが出来ます。
そうした時、90点以上を安定して取る子というのは、「ここまで出来るようになればいい」という何冊かの問題集は割とはっきりしていて、それをこなしている、ということがあります。
では、全員それをやればいいのかというと、残念ながら、そこまで到達できない子もいるわけです。
受験の場合は範囲も広いですので、なかなか難しい部分もありますが、定期試験は範囲がある意味はっきりしています。
その為、この単元での出る問題というのはある程度は絞ることが出来るわけです。
ちなみに、到達できない、ということがあるのはどうしてかと言えば、理解が追い付かないのです。
つまり、ある生徒さんであれば、80分の間に、4ページ進めることが出来るけれども、ある生徒さんは2ページしか進めることが出来ない、ということがあります。
同じテキストでも、つまづく箇所が異なるのです。
中学生の多くの場合は、数学、理科に限って言えば、小学校の算数の計算でつまづいていることが多いです。
小学校の勉強はカンタンと良く言います。
ただ、決してバカに出来るものではないです。
今はまだ出来なくても中学になってから、対処すれば良い、というのは案外、後になればなるほど、対処が苦しくなってくる、ということがあります。
小学校1年、2年生といったところで、通ってくださっている方もいらっしゃいます。(別に受験等ではなく)
こういう子は、塾に行かない普通の子より足場固めが出来るので、今後もあまり見ている科目については、つまづくことはないだろうな、ということが見えます。
小学校低学年では、たった、週に1回でも、他の子よりは勉強量が多くなりますので、必然的に「出来る子」と言われるようになるし、本人にも自信がつきます。
そうなると、勉強も面白くなってくるので、自発的に勉強も取り組むといった、良い循環を作ることが出来やすいのです。