こんにちは。
塾長の鈴木です。
向き不向きは良いことです。
逆に、なんでも出来てしまう、という人の方が、器用貧乏という言葉もありますが、大成するのは難しいこともあるかもしれません。
高校受験などは成績の合計点が基準になるために、どれもまんべんなく出来る子の評価が高くなってしまいますが、本来、別に凸凹した成績を持つ子もそれはそれで評価されるものかと思います。
そこから、「短所を直そう」という方向性がうまれてしまうのかもしれません。
学生時代の勉強であれば、苦手な科目を得意にするというのはそれほど難しいことではありません。ですので、「苦手科目を対処しよう」というのは良いかと思います。
ただ、社会に出てからの仕事となると、苦手な分野に就職した人程、不幸なことはないと思います。
学生時代はたかが数年です。
社会に出てからは何十年も働くわけです。
そうすると、半年、1年といった目先の結果ではなく、常に結果を出し続けるということが求められます。
そうすると、やはり、苦手な部分の対処に時間を割くのではなく、「得意なものを伸ばす」という部分が特に求められます。