こんばんは。
塾長の鈴木です。
雨だれ石をうがつ、と言いますよね。
私は、それ以上の効果があるように思います。
一歩進んだら、一歩前に進む、それ以上の効果です。
ただ、最初は、全く進んでいるように見えない。
ところが、100歩、1000歩、10000歩と進んでいくと、始めの100倍、1000倍以上の、つまり2次曲線のように効果は増大していくように思います。
どんな物事でもそうですが、「時間がなくて」という言い訳があります。
もっとも、本当はそんなことはない、ということはみんな知っています。
ただ、「やっていない」だけです。
もし、なんらかの力をつけたいと思うのならば、毎日の生活の中にその力をつけたいことを組み込むのです。
必ず30分、とか、必ず1時間、とかです。
これは後から効果が出てきます。
例えば、計算の遅い子であれば、毎日10分計算ドリルでも、100マス計算を時間を測って行うのです。
目に見えて早くなります。
文章を読むのが苦手な子であれば、毎日20分でも30分でも良いので何か小説でも物語でもなんでも良いから本を読むようにする。
そうすると、文章を読むスピードもだんだん上がってきます。
文章を読むのが苦手な子は、「文字」に慣れていないのです。だから読むのが遅いし、そのうち飽きてきて読み飛ばすから、今度は内容がわからない。そうするとつまらなくなってくる。
コツコツです。
コツコツの一歩は小さくとも、びっくりするような効果を発揮します。
もちろん、マイナス面も同じようにありえますね。「これぐらいでいいか」ということを積み重ねていくと、本当にどうしようもない状況になります。