こんばんは。
塾長の鈴木です。
早いもので、まもなく、2014年も終わろうとしております。
いよいよ2015年、教室としましても開校して4年目を迎えます。
いつも考えていることは、この「勉強」というものを通じて、5年後、10年後に役立つようにするためには何を伝えたら良いか、ということです。
問題を解くための「公式」や「解き方」など、そんなものは、10年後、20年後にはなんの役にも立ちません。
例えば、中学生で学ぶ「2次方程式の解の公式」を知っていたところで、20年後までに使うことは通常皆無でしょう。
英語にしても、語学というものは意志伝達のツールであり、文法を意識しながら発するものではありません。
テストにおいては文法を暗記する必要はありますが、会話の場合は、基本、単語のウエイトが大きく占めます。
そもそも、いちいち、日本語に訳してやりとりするものでもありません。
どの科目にしても、そういった様々な「矛盾」をかかえているわけです。
このような事は誰しもが気づいていることかとは思います。
「勉強とは何か?」
点数をとるためには、言うまでもなく「パターン学習」です。確実に解くことが出来る問題を1題でも増やす。
しかし、それだけで良いのか。
そこに何をプラスアルファすることが、この教室に通った意味になるのか・・。
「わかる」→「解ける」→「???」
この次のステップを見つけていきたいと思います。従来の考えで言えば、この「???」には「面白い」が入るかもしれませんが、私は、この「面白い」は、「わかる」よりも前の段階にあって欲しいと思います。
さて、最後になりますが、今年は大変、お世話になり、ありがとうございました。
また、来年もよろしくお願いいたします。
良いお年をお送りください。