Trick or Treat
10月31日、本日はハロウィンです。最近では民間行事として日本でも定着しつつありますが、もともとはケルト人を起源とする収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事でした。このような外国や宗教的なものであってもイベントにしてしまうのは「お祭り好きな日本人」らしいと感じています。年間にさまざまなイベントがありますが、みなさんもそのイベントがどんな起源なのか調べてみると意外なことがわかるかもしれませんね。さて、ハロウィンと言えば「Trick or Treat」が有名ですね。この言葉はネイティブの方の意訳になっているため本来の形とは少し違いますが、みなさんはこれをしっかり訳せるでしょうか。「or」はA or B :AかBのどちらかという形で使うことが多いですが、その形で訳すと、「いたずらするか、お菓子くれるか」という意味になります。これだとおかしいですよね。「or」にはもう一つ使い方がありました。それは「Aしなかったら、Bになる」という形です。これを当てはめると「いたずらしなかったら、お菓子をくれるぞ」となります。あれ?と思いませんか?そうです。本来は「Trick or Treat」ではなく、「Treat or Trick」だったのです。ですが、言いやすくするために今の形になったと言われています。皆さんもこういった言葉の不思議を是非探してみて下さい。