ホーム

ホーム/

奇をてらう必要はない

2014-11-07T04:58:45+09:002014年11月07日|武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。何かニュースになることというのは、人と違う、ユニークな物事です。当たり前のことではニュースになりませんから。しかし、何らかの物事を進めようとするとき、やはり一番確実に成果をあげることが出来るのは、案外オーソドックスなやり方です。勉強の方法などは最たる例で、何か魔法のような方法があるのではないか、と思っている人、もしくはそういうものがあると思いたい人たちは多いです。良く、「コツを教えて欲しい」と。つまり、少ない労力で、最大の効果を得たいということですよね。確かに何かを身に着けるには、「コツ」は確実にあります。しかし、そういった「コツ」というのは、世の中の誰も聞いたことのないような、何かすごいことではないことの方が多いです。例えば、テストの点数で良い点を取りたければ、入試であれば、過去問と予想問題を何度も繰り返し、完全に出来るようにすることで、大体対応できます。学校のテストであれば、学校で配られた問題集を完全に出来るようにする、たったそれだけのことです。とにかく勉強をすることが好きで、部活もなく、勉強ばかりしている人であれば、それでは物足りないでしょう。また、難関校で、さらにトップをとるといったことは上に述べたことでは足りないでしょう。しかし、学校の成績で5をとるとか、そういうレベルであれば、基本をおさえる。つまり、今書いたような、学校のプリントや問題集を完全にする。それだけです。こんなことはあまりにも当たり前すぎて、これを聞いても「ふーん」位にしか思わないかもしれません。一つ、大切なコツとしては、「完全に」出来るようにすることです。学校の問題集をやったけど、テストで平均点しか取れなかった、というのは完全にしていないのです。8割方できればいいか、のように、ツメが甘いのです。そうすると、実際の試験では、6割程度しか点数はとれないでしょう。また、学校の問題集をやっても、平均点にも届かなかった、という人は、ただ、問題集を解いて終わりにしているからです。1回問題集を解いた人と、1回も解いていない人というのは、実は点数はあまり差がつきません。1回一通り解くにはかなり時間はかかります。それにもかかわらず、点数は何も勉強をしなかった人と変わらないのです。解いて、出来なかったところを解けるようにして、初めて点数になるということです。解いて、丸つけして答えを書き込むだけでは、勉強をしていないのと同じ結果しか出ないということに早く気づく必要があります。

4.映画監督に必要な能力

2014-12-11T15:24:12+09:002014年11月06日|柿生|

映画監督に必要な能力 それでは「映画監督」という仕事だけを考えた場合、どのような能力が必要となるのでししょうか? ①コミュニケーション能力映画製作の仕事は集団作業です。1つの場面を撮影するのに、場面を撮影するカメラマン。光量を調節する照明技師。役を演じる役者。役者の着る服を準備するヘアメイク、スタイリスト。その場面を演出する美術スタッフなど、たくさんのスタッフが関わることになります。監督は撮影現場の責任者なので、組織を運営していくコミュニケーション能力が重要になります。  ②場面構成 なぜ私たちは映画を見るのでしょうか?楽しいから。気分転換のため。やる気を出すためなど、人によってさまざまな理由があります。それらの多くに共通していることは、現実の世界では経験することのできない「疑似体験(現実には経験するのが難しい出来事を再現して、まるでその場にいたかのような経験をすること)を実感するためです。この「疑似体験」を映画を見る人に感じてもらうため、重要なのが「画え」です。私たちが画面やスクリーンを見るとき、当たり前ですが「この場面には○○という意味があります」「じつはこのとき、主人公は△△という気持ちだったのです」という監督からのメッセージはありません。では、どのようにして見る人にそのメッセージを伝えるかというと、場面の構成を工夫するしかありません。  国語の物語文の読解問題を思い浮かべてください。「A君は笑顔で手を振っていたが、彼の背後には、急に黒い雲がおおいはじめていた」この文章から、A君にこれからどのようなことが起こるでしょうか?という問題があったとします。始め、A君は笑顔であるということから、きっとA君には良いことがあった。プラスの印象を見つけることができます。しかし後半、黒い雲がおおい始めた、とあるので、これから雨が降ることが予想されます。晴れから雨への変化は、一般的にプラスからマイナスへのイメージの変化です。このように、文章として表わすことなく、その場面を見るだけでメッセージを伝えることができるのです。 映画も同じように、画面に監督が伝えたいメッセージが直接的に表現されていない可能性があります。そのため、カメラの撮り方や役者の演技などの工夫によって、映画を見る私たちにメッセージを伝えているのです。 この場面構成をどのように表現するかは「写真」を通して練習することができます。写真を撮るとき、角度や倍率を少し変えるだけで、まったく別の世界が生まれます。旅行などで写真を撮る機会があれば、今の気持ちや伝えたいメッセージを意識して、写真を撮ってみてくい。

自分の得意なこと

2014-11-06T04:50:47+09:002014年11月06日|武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。面接でも、ビジネスにおいてでも良いのですが、自分が得意とすることはなんなのか、苦手なことはなんなのか、客観的にみることが出来ると、何かと有利です。なによりも、「得意なこと」は何か、これが大切です。苦手なことはなくそうとする必要は全くないですし、それに触れないようにしておけば良いだけです。良く、得意なものはそのままで良いから、苦手なものをなくそう、のようにすることもありますが、それは間違ったアプローチです。学生時代のクセのようなものでしょう。学生は、どの科目もまんべんなく出来る子が良いとされますから、その名残でしょうか。しかし、社会に出たときにまんべんなくできるようになどとしても、それは返ってマイナスに働くこの方が多いです。「私は○○が出来ます」これが大切なことです。その分野、その部分では、自分が一番得意だと。どれもそこそこ出来るよりも、何か一つに秀でた能力を持っている、これが大切なことです。もちろん、複数の分野において、秀でた能力を持っていれば、それはそれに越したことはありませんが。とはいえ、多くの人は、どれもそつなくこなそう、としますので、どの能力もそこそこ、にしてしまうことの方が多いかもしれませんね。自分の得意とするものはない、という人もいますが、それは、あまりにも身近にあるから気づいていないだけ、ということが良くあります。

体調不良と気持ち

2014-11-05T03:27:12+09:002014年11月05日|武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。誰でも、気持ちと体調というのは大体一致します。何か、色々とうまくいっていない時というのは、体調も崩しやすくなったりします。結局のところ、「ストレス」が体に大きく影響を与えるわけですので。子供を持つお母さんであれば、子供をうまく育てられないと感じ、そこからストレスが。また、逆に子供も親や、学校とうまくバランスがとれなければ、そこからストレスが。風邪をひいたりというのも案外そういうところが、根っこにあったりします。心のバランスがとれていれば、風邪なども引きにくいものです。ただ、季節の変わり目だからとか、そういうのは表面的な原因で、本当の原因は自分の心の状態によります。

難しい試験がどうかしたのか?

2014-11-03T21:53:28+09:002014年11月03日|武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。季節の変わり目ですので、体調を崩す人も多いのではないでしょうか。さて、いよいよ中学生は定期テストです。よく、学生は、「今度の試験は難しい」などという事を学校の先生などから聞くと、ビビッてしまう子が多いように思います。大人の視点で見れば、「自分だけが難しいテストを受けるならともかく、皆同じなんだから関係ないじゃん」ということです。ただ、厳密な意味では生徒によって注意する必要はあります。問題が簡単になると、平均点が上がります。通常は60点位ですが、それが、70点代になると、多くの生徒が80点代などになり、差が非常につけにくくなる反面、全く勉強がわかっていない生徒と思いっきり差がつきます。問題が難しくなると、平均点が下がります。例えば、40点位の平均点の場合、いつも60点~70点の子が、40点~50点になるわけです。その中で、勉強が苦手な子でも、20点位とれたりすることで、実は差が小さくなります。逆に、得意な子は、平均が40点代であろうとも、80点代をとったりすることで、成績の5などを狙いやすくなります。このように考えてみると、勉強が苦手な子にとっては、難しい方が有利に働く場合もあるし、得意な子にとっても有利に働く可能性はあります。ところが、成績が5段階の3~4位のいわゆる普通の子にとっては、難しいか、簡単かは全く関係ないのです。ただ、時間配分は気を付ける必要がありますね。難しい問題の場合、簡単な問題は確実にとらないとならないことがありますので、時間配分せずに解くと、普段平均点とれている子がおもいっきりこけるということもあるでしょう。どんな試験においても、問題が配られたら、(テスト時間-5分)÷問題数=1題あたりの時間を出して問題の半分位のところ(例えば15題あれば8題目のところ)にしるしをつけて、時間(終わっていなければならない時間)を書き込む。それを基準に解くと、本当は解けたのに解けなかった、ということを無くすことが出来ます。これは資格試験などでも有利ですし、試験勉強の計画においても役立ちます。「量」÷「日数」=1日の勉強量これをやるかやらないかで、大きく差がつきます。特に部活等で忙しい人には役立ちます。

ゲーム機

2014-11-03T04:34:34+09:002014年11月03日|武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。最近、電車の中や、レストランなどで見かけるのですが、お父さんと小学生くらいの子供でのお出かけです。それはそれで素敵なことだと思うのですが、お父さんはスマホでゲーム、子供は子供でゲーム機でゲーム・・。お互い無言。電車の中や、ファミレスで、このような光景を何度か見かけたのですが、とても間違ったことをしているように思います。お父さんは、普段子供と話す時間はそれほどないでしょう。それなのに、遊びにきて、それぞれが別のゲームをやっている・・。それをおかしいと思わないことがおかしいなと思います。小学生はゲームしたがるでしょう。なぜ、そこでお父さんも別のゲームをしているのか。お父さんが子供に伝えることはないのか。子供から聞く話はないのか。スマホやゲーム機は簡単に時間つぶしが出来る便利なものです。ただ、それが家族の時間を奪っている機械でもあります。ゲームは中毒性を持っていますので、やめるにやめられないのでしょう・・。かつて、学生時代、私もゲームは好きでしたが、たくさんの時間を費やして、ゲームのキャラクターが強くなっても自分は何も変わっていないことに気づき、ゾッとしてゲームをやめました。

数学は暗記ではない?

2014-11-02T02:54:28+09:002014年11月02日|武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。かつて、学生時代、数学が一番好きな科目でした。それは、覚えることが殆どないからです。単純にパズルを解くような、そんなものだと思っていました。実際、公式などもありますが、その公式の原理そのものを理解すれば、特に意識して暗記するものはそれほど多くない、そう思っていました。ただ、今、生徒たちに教えるようになったとき、実はその方法で対応できる子の方が少ないでしょう。勉強が好きで、勉強に時間を割く子ならいいです。じっくりパズルのように問題を解いたとしても、十分勉強時間もとれるでしょう。もともとの勉強時間が長いですからね。ところが、なるべく短時間しか使いたくない、部活が忙しい、という生徒さんの場合であれば、そんな方法はとれません。高校の理系の数学になると、厳しいとは思いますが、中学生の定期テスト、公立入試、高校の文系数学レベルであれば、はっきりって、暗記してしまえば解けます。うんうんうなって1問に時間をかける必要は全くなく、ただ、パターン的に解いていけばそれほど種類は多くはありません。もちろん、見たことのないような問題もあるでしょうけれども、そこまでできなくても、大体成績で5をとるくらいなら出来ると思います。指導する際もポイントをしぼって、何を覚えるかを教えて、あとは良く出るパターンを練習することになります。そうすれば、比較的、短期間で点数はとれるようになるでしょう。・・・それって、本当に数学なのかな・・と思うと、少しさみしく思いますが、限られた時間と、生徒が取り組む時間を考えると仕方のない部分もあります。

因果応報の本当の意味

2014-11-01T06:05:27+09:002014年11月01日|武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。早いもので、もう11月ですね。さて、4字熟語で、「因果応報」という言葉があります。現代の一般的な使われ方では、良い行いをすれば、良い行いが返ってきて、悪い行いをすれば、悪い行いが返ってくるというところでしょうか。しかし、これは明らかに成り立ちません。本来の意味は、恐らく、因果というのは、私は「自分の想い」ではないかと思います。例えば、誰かに嫌がらせをされる人は、周りに嫌がらせをしている人かといえば、別にそうとは限らないでしょう。嫌がらせを受ける人というのは、「嫌がらせを受けたくない」と強く不安に目を向ける人です。つまり、因果は自分にあるのですが、それは、周りへの「行動」ではなく、「想い」だということです。因果応報の本当の語源等は知りませんが、恐らく、この言葉が生まれた時には、「心」や「想い」の部分だったかと思います。それが、現代になり、「目に見えるもの」ばかりに焦点をあてることで、意味が変わってしまったように思います。もし、現代の意味で使われるような「因果応報」などが成り立つのであれば、世の中恨みつらみばかりのゆがんだ世の中になるでしょう。嫌な思いをする人がいれば、「あいつはもっと嫌な目に合うはずだ」のような。これは、やはりおかしいです。

夜明け前が一番暗い

2014-10-31T02:40:51+09:002014年10月31日|武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。最近は、朝4時30分頃、出勤(?)するのですが、南の空にはオリオン座などがとてもきれいに見えます。0時頃よりも、むしろ、明け方の方が満天の星空に見えます。そんなときに思い出した言葉が、明け方が一番暗い、ということです。それは本当かどうかは知りませんが、夜空が本当に綺麗でした。夜明け前が一番暗い、ということで、人生とかけて書こうとも思ったのですが、たぶん・・それは違うように思うので、やめておきます。人生において、「今が暗い、しんどい」というのは、それはその人の心の持ち方であり、夜明け前(物事が好転する前)だから、ではないと思います。

3.映画製作の仕事

2014-12-11T14:57:40+09:002014年10月30日|柿生|

「映画製作の仕事~1本の映画を作るには~」 映画業界の中でも一番希望する人数の多いのは「映画製作」の仕事です。たまに映画やテレビドラマを見ていて「ここはちがうな~。こうしたらもっと面白いのに」と思うことは、誰しもあると思います。そのような「自分の世界」を直接表現できるのが、映画製作を仕事とする一番の目的だと思います。    映画を1本作るのには多くの役割が必要です。例えば、下に書いたような仕事があります。 ○映画俳優、役者 ・・・その作品に求められる人物を演じる○脚本家、シナリオライター ・・・映画作りにおいての設計図。土台となる重要な部分 ○カメラマン・・・機材の管理から、撮影まで。監督の望む画を探し出す。 ○照明技師・・・目立たないが必要な仕事。心情を作り出す背景を工夫する。        ○美術スタッフ・・・映画の世界観を創造。非日常の世界を作り出す。 ○映画スクリプター(記録)・・・撮影した動画の記録や管理を行う。 ○編集・・・情報は80%が視覚から。映画のイメージを決定づける。  他にも ○録音技師 ○ヘアメイク ○スタイリスト ○視覚効果(VFX、CG製作)など・・・。 どの仕事も映画を作る上で欠かせませんが、映画の良し悪しを決めるうえで特に重要な仕上げが「映画監督」と「プロデューサー」です。この2つの仕事は似ているようでまったく違います。 「映画監督」 先ほど書いた様々なスタッフといっしょに、1つの作品を作り上げる仕事です。例えば、カメラマンにもっと別の方法で撮影してもらいたい場合、そのカメラマンが撮影可能である技術を把握しておく必要があります。また、この場面で「A」という撮影技法を使えばもっと迫力のあるシーンが撮影できるとします。その時、監督がその技術を知らなければ、より良い映画が作れません。映画監督は撮影だけを行うのではなく、それぞれのスタッフの技術を理解しておく必要のある、大変な仕事です。 「プロデューサー」 プロデューサーは映画製作の現場には関わりませんが、映画製作を別の面から支えることが仕事です。ある映画を撮影する計画が始まったとします。どのような映画を撮影するのか?主演はだれにするのか?映画撮影の予算はどうやって確保するのか?映画撮影が始まる前に、解決すべき問題は山のようにあります。プロデューサーはこれらの問題を解決していく、重要な仕事です。   この2つの仕事の違いを分かりやすい言葉にすると、「映画監督」=映画を創る仕事(創る…原型のなにもないところから、作り上げる)「プロデューサー」 =映画を造る仕事(造る…原料・材料を組み立てたりして,形のある物をこしらえる。) 「自ら映画を撮影したい!」と考えている人は映画監督を。「いままでにない、こんな映画があればなぁ~」と考えている人はプロデューサーを。映画製作という大きなまとまりの中に、これだけ多くの仕事があります。自分が何をしたいのか。よく考えて、自分の将来を考えてみてください。