楽しいかどうか。
こんばんは。塾長の鈴木です。私は、判断基準として「楽しいかどうか」ということに重点を置いています。例えば、私がエンジニア時代には出張が多かったのですが、お客様と話すのが楽しく、また、出張は旅行と言いながら、現地の食事や景色、そして移動時間とワクワクしていました。今、生徒さんに勉強を教えるのも、正直楽しくて仕方がない、という部分もあります。「わからない」ということを聞くと、ワクワクしてしまいます。「どうやったら、この子が理解して身に着けてくれるだろうか」ということを考えて色々な方法でアプローチをするわけです。大学で非常勤講師も行ったりしますが、なぜ、その依頼を引き受けたかと言えば、「面白そう!」と思ったからです。まぁ、実際は片道2時間以上かかり、準備が相当かかるのですが、今の大学生たちと話すのもこれも面白いんですよね。約130名に毎回アンケートをとるのですが、学生から出る質問全てを整理して回答をつけて印刷して配ったりしています。(学生によっては、この資料をつくるのにどれだけ時間がかかるんですかと驚かれたりします)でも、楽しいから、役に立てるからやるわけです。実は準備には1回の90分の講義に毎回40時間位使っています。出来ること、全てやろう、これ以上ないと言えるところまでやろう、そう思っています。「楽しいから」これが基準です。何事もそうですが、「義務感」で行っているものは続かないと思いますし、成果も低いと思います。「楽しいから」全力を尽くすことが出来るのだと思います。そして、何事も「楽しめる」心のしなやかさが大切かと思います。