2.「映画配給」と「映画興行」の仕事
映画配給 「私は映画が好きだ!こんな面白い映画があるから、もっと多くの人に知ってほしい!」と思っている人にとって、向いている仕事です。実際に映画製作の現場、映画上映の現場に立つことはありませんが、間接的に映画が成り立つのを支える重要な仕事です。 映画配給の仕事は、大きく3つに分けられます。① 買い付け業務映画の買い付けとは、製作会社からその映画の権利を買うということです。映画を上映するのにも、テレビで放送するのにも、DVDで販売するのにも、その権利を製作者(製作会社)から買わなくてはなりません。仕事の難しさとして、高額な値段での取引となるため、ヒットする映画を確実に選ばなければいけない点があります。映画そのものの面白さはもちろん、多くの人に観てもらわなければ売り上げが立たないので、その時代の流行やニーズを見極める力も求められます。 ② 営業業務映画の権利を買ったならば、その映画を私たちに観てもらわなければいけません。そのため各映画館に対し、契約して権利を持つ映画を販売することが、営業業務の仕事です。以前は「チェーン」(東宝系列であれば、東宝の映画しか上映しない)や「ミニシアター」(個人での運営なので、売れる映画というよりも、マニアックな映画が上映されることが多かった)が主流でした。一方現在は、海外から輸入された形の「シネマコンプレックス」(1つの映画施設で複数のスクリーンを持つので、人気作品からマニアックな作品まで、利用者に合った映画を見ることができる)が主流になってきました。多くの映画が放映されるので、今までよりも多くの映画が求められます。映画館のニーズ・私たちのニーズを分析し、ぴったりの映画を販売するのが仕事です。 ③ 宣伝業務その映画がいくら面白くても、誰も知らなければ見られることはありません。どうやって私たち「お客さん」にその映画を知ってもらうかを考える仕事です。その映画の主題歌を人気歌手に歌ってもらうなどの「タイアップ(結びつく、協力、提携)」。映画の主人公をイメージした香水を開発して販売するなどの「マーチャンダイジー(商品化)」など、多くの人に、映画の存在を知ってもらうために、工夫をこらします。また、宣伝業務の中には、映画に登場する役者へのインタビューなどもあります。直接芸能人と話がしたい!という人にもおススメです。 映画興行 映画配給と同じように 「私は映画が好きだ!こんな面白い映画があるから、もっと多くの人に知ってほしい!」と思っている人。その中でも、映画を見たお客さんの反応を見たい。現場に立って、直接映画と触れ合いたい人は、こちらが向いています。 具体的な仕事としては、上映する映画やそのスケジュールを決定する「事務関係」。チケットの販売や入り口での入場確認などの「チケット関係」。ポップコーンやパンフレットを販売する「物販関係」。他にも、会場内の備品の確認や清掃など、さまざまな仕事があります。 1つの業界の中でもいろいろな仕事がありますが、サービスの対象者は誰なのかで仕事の内容は大きく変わります。・B to B=Business to Business =企業間取引⇒1つの契約で動く金額が大きいので、話がまとまるまでに時間がかかる。1度契約してもらえれば、その後も契約を継続してもらえる。◎扱う商品も重要だが、それ以上に、1人の人間として信用してもらえるかが重要。 ・B to C=Business to Consumer =企業と一般消費者⇒スーパーなど、お客となるのは私たち。1度きりの利用で終わることも多い。◎判断基準の上位に「値段」がある。「安い」ことが大切。自分がどんな仕事に就きたいのか?1つの参考にしてください。
1.「映画にかかわる仕事」
「好きな映画って何?」と聞かれたならば、誰しも1つか2つはお気に入りのタイトルを思い浮かべることが出来ると思います。私も映画が好きだったので、高校時代は友人と映画館に行ったり、週末はゲオに行き、お金がないので週末に観る映画を1本借りるのに1時間かけて選んでいました。おすすめの映画についても、もちろんあります! 洋画 『S.W.A.T』 2003年 監督‐クラーク・ジョンソン『ターミナル』 2004年 主演‐トム・ハンクス『バック・トゥ・ザ・フューチャー』1985年主演‐マイケル・J・フォックス邦画 『魔女の宅急便』 1989年 監督‐宮崎駿『サマー・ウォーズ』2009年 監督‐細田 守『ピンポン』 2002年 監督‐曽利 文彦 脚本‐宮藤 宮九朗私たちにとっても身近な存在である「映画」ですが、それを「仕事」としてみた場合、どのような姿になるのでしょうか。「映画にかかわる仕事」 一言に「映画監督になりたい!」と言っても、1本の映画を成立させるためには、映画監督はもちろん、さまざまな人の協力で完成します。まずは「映画監督」という業種にとらわれず「映画」という業界を広く見ていきます。私たちが映画を見るまでには、大きく分けて3つの業務に分けられます。①映画製作…映画を撮影する②映画配給…映画を宣伝する ③映画興行…映画を上映するいくら映画監督が素晴らしい作品を撮ったとしても、それを宣伝してもらわなければ、私たちはその作品を知ることができません。また、その映画を見たいと思っても、上映している映画館や、DVDを販売している会社がなければ、それを見ることができません。これら3つの形態は、お互いに支えあい、バランスをとる必要があります。
将来の夢はありますか?
先生や両親に 「勉強しろ!」と言われて勉強を始めても、なかなかはかどりませんよね。それが本人の意思に反する行動であるため、効率が悪く、またすぐに飽きてしまいます。では、勉強をするうえで大切なこととはなんでしょうか?ベテラン先生の指導。わかりやすいテキスト。様々な要因がありますが、1つ大きな割合を占めていのが「将来の夢があるか?」ということだと思います。 あなたは将来の夢を決めていますか?それは、「お金持ちになりたい」というあいまいな願いかもしれませんし、「学校の先生になる!」という具体的なものかもしれません。いずれにしても、将来の夢が決まっている人は、その目標にたどりつくために何をしなければいけないのか。ゴールにたどりつくために「勉強」が必要であれば、自然と勉強をしようというモチベーションが生まれるのです。 ファインズに通う生徒に将来の夢を聞いたところ、何人かはすでに具体的な職業を見つけています。まだ決まっていない生徒にも、おぼろげには目標が見えています。その中の1人は「映画監督になる」という夢を教えてくれました。私も小さなころから映画が好きで、大学生のときに、映画監督になるにはどうすればいいか、調べたことがありました。私は専門家ではないので、それが本当に正しい内容であるかは分かりません。しかし、少しでも参考になればと思いますので、他の職業を目指している人も、1つの参考としてもらえれば幸いです。
川崎高等学校附属中学校
先日、新校舎が完成したばかりの川崎市立川崎高等学校附属中学校に行ってきました。柿生駅からの通学方法は、南武線乗り換えでJR川崎駅まで向かい、そこから5分程度バスで移動します。かなり遠い学校ですが、とても魅力的な学校です。 設備面ですが、公立中学校・高等学校としては、かなり充実した設備と言えるでしょう。屋内プールや屋上テニスコート。体育館や教室も広々としたスペースを確保しており、日常生活をのびのびと過ごすことができると感じました。とても魅力的な校舎ですが、その中でも特に注目するべき点が3つあります。1つ目は、ICT教育の導入です。生徒には1人1台、タブレット端末を購入してもらい(リース契約)授業や各自の調べ物に活用します。板書などのアナログで行うべきものはそのままに、両者の融合された形がありました。校舎設計に携わった先生にお話を聞いたところ、フィンランドの学校を事前に見学し、最先端のICT教育環境を、学校作りの段階から取り入れたそうです。 プロジェクターなどの機材は全て教室に設置されており、使用する教材や生徒用の参考資料も電子化されているため、面倒な準備は必要ありません。2つ目は「木」を大事にした校舎作りです。校舎の外観こそコンクリート造りですが、中に1歩入ると、いたるところに木材が使用されており、暖かみが感じられます。3つ目は、生徒と教員との距離感です 各教科の教員は、生徒が自由に行き来できる「教員ST」で事務などの作業を行っており、そのそばには、生徒の質問に対応できる「メディアスペース」があります。分からない問題があった場合でも、すぐに教員に相談することが可能な環境が整っています。実際に校舎を見学し、ただ新しいだけではなく、いたるところに工夫がされている点に驚きました。特に、ICT教育については他の学校と比べ、1歩も2歩も先んじており、10年後のスタンダードを先取りしたような学校であると感じました。 次回の川崎市立川崎高等学校附属中学校の学校公開日は9月24日(水)、25日(木)、26日(金)です。 施設見学と授業公開が行われるので、ご興味のある方はご参加ください。
夏期講習の風景 1
中学3年生にとって、夏休みの取り組み方で、第一志望の学校に合格できるかが決まると言ってもよいでしょう。現時点で、中学3年間で勉強するべき単元のほとんどは、既に学習を終えています。秋からは本格的に過去問を解き始めますが、そのためには、この夏で各単元の基礎的な内容をしっかりと復習しておく必要があります。長時間の勉強に加え、8月にはサマーセミナーもあるので、精神的にも体力的にも大変な夏になると思います。しかし、皆さんの思い描く志望校に合格するため、一緒に頑張りましょう!
夏期講習が始まりました
23日から夏期講習が始まりました。 せっかくの夏休みだから思いっきり遊びたい!その気持ちも分かりますが、学校で勉強しない夏休みだからこそ、しっかりと勉強する必要があります。学校では新しい単元を勉強する目的と共に「勉強する」という習慣をつける目的もあります。夏休みだから勉強をしなくてもよいのではなく、学校があるときと同じように、勉強をする必要があります。 1人では勉強に集中できないという人は、是非ファインズに来てください。他の小学校の友人を作る、良い機会になりますよ。