勉強の仕方がわからない、はない。
こんばんは。塾長の鈴木です。点数が上がる子と上がらない子の特徴の一つに、なんでも、周りの責任にしている子はなかなか上がりにくいです。良く聞くのが、「勉強の仕方がわからない」です。これは、本人が本当にそう思っている場合もあるのですが、実は、「自分は勉強をしたいのだけど、方法がわからないからできないんだ」という自分を守るための言い訳から出ている場合が殆どです。確かに小学生3、4年生位までの場合は本当にあります。中学生以上でそれを言っているのであれば、それはあり得ません。なぜなら、何を出来るようにしたら良いのかはっきりとわかっているはずだからです。中学の試験は必ず試験範囲が出ます。もちろん、本当に予想のつかない問題を出すような先生も中にはいるでしょうけれども、殆どは、学校でやったことを中心に(過去も含みますが)行います。「勉強の仕方がわからない」これは、甘えんぼさんが言うセリフです。なんとか良い点数をとりたいと思っている子は、授業中でも先生の話を聞きますし、勉強もします。「勉強の仕方がわからない」という子ははじめから、自分が勉強をしない理由を親に説明するために言っているのです。「わからない」といえば、「仕方がない」と思ってもらえると思うのでしょう。ただ、その子自身が、それにもし気づけるようになったのなら、大きく成長します。全ては自己責任であるということに気づけるかどうかです。