武蔵新城

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自分事でとらえる

2017-10-19T02:19:56+09:002017年10月19日|武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。大分、入試も近づいてきましたので、ある意味、「きな臭く」なってきたように思います。成果を出せるかどうかは、どれだけ現状を、「他人事」ではなく、「自分事」でとらえることができるか、というところにかかってきます。単純に分けることのできるものではないですが、女の子の方が、危機などを早く察知して、前もって手を打とう、という子が多いように思います。男の子は、中1くらいだと、意識も小学生と殆ど変わらない子も多いように思います。つまり、甘えん坊が多い、そんな感じでしょうか。それを見て、一番、ヤキモキするのが、多くの場合、「お母さん」、だと思います。「自分は、そんなひどくはなかった。」という意識もあります。このギャップは難しいところです。その人その人、その子その子で、持っているものが異なります。子供は親と同じようにはできませんし、する必要もありません。子供には子供の生き方があります。本当に伝えなければならないことは、知識などではないと思います。それは、愛情です。知識は、一時的なものですが、愛情を受け取った子は、また、周りにも愛情を配ることが出来ます。

なんのために開いているのか

2017-09-29T12:43:22+09:002017年09月26日|武蔵新城|

こんにちは。塾長の鈴木です。私が仕事をするときに常に根底にあることは、「それは、誰の何の役に立つのか」ということがあります。子供たちに、「どうして、塾を開いたの?」と聞かれたときには、「大学院時代に、結構、家庭教師とか塾講師とかやっていてね。それが面白かったからだよ。」とは答えます。その根っこにあるのは、別に塾かどうかではなく、ただ「誰かの役に立ちたい」というだけです。なぜ、そう思うかについては、これは、空気を吸うのはなぜか、くらいのもので、殆ど生まれつき、だと思います。多分、言うまでもないことなので、誰しもそうなのではないかなと思ってはいます。もっとも、本当のところ、「役に立たない人」というのは存在しないと思います。そもそも、何をもって、「役に立つ」と言えるのか、ということもあります。それは、その都度中身が変わるものなのだと思います。今、開いているのは「塾」ですから、勉強ができるようになりたいから、通っている子も多いです。でも、そのときそのときによって、必ずしも、「勉強のため」だけではない時もあるように思います。小中高の子供たちにとっての、悩みがあったり、聞いて欲しいことがあったり、逆に聞かないで欲しかったりすることもあります。よくあるのですが、勉強したくない、という子は、ただ、「やりなさい」ではなく、「なぜ、したくないの?」と話を聞いていくことが求められます。もちろん、その子によって接し方は変わります。子供たちより、当然歳をとっているわけですから、何かアドバイスできることもあると思います。困っていることを見つけて、何か力になる。これが、「役に立つ」ということなのかと思います。

勉強の段階

2017-09-12T17:52:25+09:002017年09月12日|武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。ようやく、明日で、橘中の定期試験が終わります。これで、西中原中、宮内中、高津中、東高津中といった、地域の子たちの定期試験が全て終了です。明日以降、定期試験が返ってくるのかと思います。テストについては、いろいろ考えさせられるものがあります。返ってきた答案を見れば、単純に、点数の良しあしだけでなく、それぞれの生徒さんが、どこで点数をとれるのか、どこで点数を落とすのか・・。その確認はできます。その結果、その子ごとの対策がわかっても、その子にどうやって、対策の形で取り組んでもらえば良いのか、というところも一つの課題になります。こちらでの個別の授業一つとっても、その子ごとに段階があります。1.机に向かうことができる2.目の前の問題に向かうことができる3.話を聞くことができる4.質問することができる5.解くとき、話を聞くときには集中することができる6.解いた問題は家で復習をして解けるようにできる7.自分でさらに宿題以外の問題集等を解いて練習することができる番号を付けられないので、0にしますが、0.点数を取りにいく気持ちがあるざっくり、こんな段階でしょうか。面白いのが、小1でも、はじめから1~5はクリアしている子もいます。逆に中学生でも、1しかクリアできない子もいます。特に男の子で多いです。中学生の場合は、小学生の時に自分は勉強が苦手だ、という意識を持ってしまうことが原因なのかもしれません。

何度も書く指の運動だけでは意味がない

2017-08-25T15:12:37+09:002017年08月25日|武蔵新城|

こんにちは。塾長の鈴木です。西中原中は、今日から学校が始まりました。橘中は来週からですね。特に、西中原中は、定期試験が31日から始まりますので、自習に来ている子達もいます。勉強の仕方を見ていると、どうも変な勉強方法が時々見られます。勉強が苦手な子に多いのですが、例えば、漢字を覚えるといったら、ただ、何度も書いています。それで、何回か書いて、終わりにします。これでは、意味がないです。指の運動というやつですね。確かに、学校の宿題などは、そういう種類のものも多いでしょう。大事なことは、何度書いたか、ではなく、書けるようになったか、ということです。つまり、覚えたかどうかの、確認が重要なわけです。まとめますと、①覚えるために書く②覚えたかどうかの確認をする③間違えた個所にしるしをつけて、確実に覚えるまで練習をするこの形です。実は、多くの科目でこの方法は使えます。資格試験などでも限られた時間の中で、確実にある範囲を覚える、というものです。ただ漠然とやっていても仕方がないわけです。ここのブログでも何回か書いていますが、「指の運動だけにするな」とはよく自習の子にいいます。書くだけの方がラクですから。本当は子供たちも、覚えなければ意味がないことは知っています。ただ、覚える作業というのがイヤなんですね。

汗をかくことはカッコイイ

2017-08-01T14:44:21+09:002017年08月01日|武蔵新城|

こんにちは。塾長の鈴木です。今はすごい雨が降っています。小中学生くらいだと、勉強してないのに、点数をとれた、ということをカッコイイとか思っている子がいたりします。アニメの見過ぎではないかと思います。どんなに優秀な子だって、生まれたときから、いろいろなことを覚えている子はいないわけです。ただ、記憶力、集中力を持っている子は、授業の間に聞いただけで覚えてしまうとか、一度目を通せば頭に入る、そういう能力を持っている子はいるにはいますが、ごくわずかです。でも、普通はそうではないわけですから、何度も練習して、覚えるしかないわけです。つまり、「汗をかく」必要があります。努力はカッコ悪い、そんなわけはないんです。ただ、その努力を人の見えないところでするから、カッコ良く見えるわけです。勉強をあまりしないで点数がとれた、というのは、非常に危険だと思います。勉強をとてもしたのに点数がとれなかった、の方がよほど良いです。なぜなら、前者は間違いなく、次は点数を落とすでしょう。後者は何がまずかったかを考えて対処をするでしょうし、そもそも、本当に勉強をしていたのなら、力にはなっているはずです。点数がむしろあがる手前の可能性も高いです。「俺、ノーベン(全く勉強しない)で、〇〇点だった」というのは、自慢ではなく、恥ずかしいことだと気づけるとまた変わっていきます。

”自信”はお金で買えないけれど

2017-07-11T16:28:10+09:002017年07月11日|武蔵新城|

こんにちは。塾長の鈴木です。入塾のきっかけとして多いのは、「自信をつけさせたい」ということがあります。では、自信をつけるにはどうすれば良いのかといえば、何かをやり切ることです。もちろん、学校のテストで良い点がとれるようになる、ということも一つの自信につながりますが、それは、あくまで結果です。何も勉強をしないで、たまたま、点数がとれたところで、それは、自信にはなりません。では、塾では、どのようにアプローチをするかといえば、マラソンで言えば、一緒に走る、という感覚が近いでしょうか。「走りたくなーい(勉強したくなーい)」「走れなーい(勉強できなーい)」という子ならば、まずは一緒に一歩を歩もう、そして、もう一歩もう一歩・・そしたら、少しずつ、足を上げて、ペースをあげていく・・いつの間にか、スピードが出ている(集中力がついている)。長く走ることができる(長い時間でも机に向かえる)。絶対的な成果(質×時間)を続けて出す。そして、”自信”がつきます。最後に補足ですが、よく、「これだけは負けないものをもつと自信がつく」といいます。でも、そんなものは何もない、という子も多いです。当たり前です。これだけは負けない、というものは、それだけのことをしたからこそ、「これだけは負けない」と思えるのです。何も真剣に取り組んだことがなければ、得意になることなどありえないです。勉強でも、部活でも、趣味でもよいから、夢中になる。それが、自信を作ります。

まずは、決めること

2017-07-05T04:00:36+09:002017年07月05日|武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。もうすぐ、夏休みですね。子供たちも、楽しみのようです。受験生は勉強がありますが、まず、大切なことは、「決めること」です。できるかわからない、のは何だって、そして誰だってそうです。成績が上がるといいなぁ、という人は、なかなか上がらないでしょう。勉強ならば、どの科目の何をどれだけあげる、とまずは決めることです。具体的に、自分で何かを決めるから、具体的な行動に落とし込むことが出来ます。勝てるかわからない、出来るかわからない、ではないです。勝つ、やる、と決めることです。・・ただ、もし、決心できないのであれば、それは、選択すべきことではないのかもしれません。

言われたら負け

2017-06-24T03:16:55+09:002017年06月24日|武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。私が仕事をする際に気を付けていることは、お客様から、「〇〇をしてもらえないか」ということを言われたら負けだと思っております。言われる前に、気づいて、行動して対処しなければならないと思っています。モノづくりでも同じです。客先から要望が出ているのか?などと、待ちの姿勢ではならないわけです。先に、気づいて、先回りして対処する。これは、塾の運営においても同じです。お客様に、〇〇をしてほしい、と指摘されたら、こちらの負けなのです。こちらが気づけなかったというわけですから。待ちの姿勢ではない、攻めの姿勢で行動する。これが、仕事をするということです。

やさしさはあるか

2017-06-15T03:41:57+09:002017年06月15日|武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。こちらにも何人か、私を含め、講師の方がいますが、一番、授業の時に私が気にしていることは、「教える側にやさしさはあるか」ということです。勉強ができる子は、少し教えればすぐに理解してくれます。ただ、勉強が苦手な子は、どうしてこの部分がわからないのだろう、どうやって考えたんだろう、どうやって伝えたらいいだろう、ということを考える必要があります。これは、骨の折れることです。そして、講師側に「やさしさ」がないとできないことです。「やさしさはあるか」教える側が決して忘れてはいけないことです。

宿題は、普段から

2017-06-14T01:05:47+09:002017年06月14日|武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。西中原中、高津中、東高津中の定期試験も終わりましたね。中3はちょうど、この時期修学旅行があったり、というところです。お土産を買ってきてくれる生徒さんたちもいます。定期テスト前の取り組みで、一番もったいないのが、学校の宿題を、試験直前に終わらせることです。学校の宿題など、基本的には、ワークなどですからあらかじめ渡されているわけです。であれば、普段の授業が進むときに、少しずつ進めていけばいいだけです。試験直前までワークなどの課題を終わらせようとしているから、その分、試験勉強の時間がとれなくなって、テストの点数がとれない、という悪循環になっている子たちもいます。親から見ると、試験前勉強をやっているように見えるのに、なぜ点数がとれないのだろう、というと、だいたい、そういうことが起きています。そもそも、直前になって行うような子は、解答を殆ど見ながらの状況でやっています。(もしくは殆ど、×なので、赤で解答を書いている状態)間違えたところを繰り返すから身に就くのに、それをやらないので、ただの指の運動になってしまいます。子供と大人のざっくりした違いというと、子供は、目先のことだけを見ます。大人は、年単位で全体を俯瞰(ふかん)したうえで、今は何をするか、ということを考えたりすることができます。基本、目の前のことが一番大切なのではありますが、この世の中で生きていくときには、少し先まで見て、今の行動を決めることが求められます。学校の課題というのは、そういう訓練の一つなのかもしれません。