逃げ
おはようございます。塾長の鈴木です。色々な物事から逃げてはいけない、などと言われます。そして、皆、自分は逃げていない、そう思っています。このなんらかの困難なことから「逃げ」ていることに気づかない、ということは多いです。人間関係でも、仕事でもそうですが、「逃げよう逃げよう」とすると、結局追われて、もっとやっかいな事になることも多いです。向き合って、解決すべきことというものがあります。ただ、気をつけなければいけないのが、例えば子育てです。親は、子供が自分の想い通りに行動しないと、「しつけなければ」と一生懸命になります。そして、「逃げてはいけない」と自分を奮い立たせ、子供にきつくあたります。これは、NGです。子供は子供であり、親は親です。「人として」しつけるべきことはあるでしょうけれども、本当にそれは、「人として」のことなのか。「親のおしつけ」になっていないのか。その自分自身について振り返らないというのも、自分に対する「逃げ」です。なんでも、「ルール、ルール」ということで押さえつけようとするのは、恐らく違うでしょう。そして、子供はますます反発するでしょう。結局のところ、子供は、受けたものを跳ね返します。親を映す鏡でもあるわけですから。自分自身が、自分を振り返ることから逃げていないかどうか、それが大切です。