相手のわかる言葉で
こんばんは。塾長の鈴木です。あっという間にお正月も終わり、2015年もいよいよ本稼働というところかと思います。自分の娘に時間や、数を教えることがあるのですが、やはり子育てというのは、「教える」ということを学ぶ、非常に良い機会のように思います。例えば、数を数える一つにしても、初めて学ぶ幼児にとっては、良くわからないこともあるでしょうし、飽きてしまうこともあるかと思います。また、同時に非常に好奇心も持っています。つまり、人に教えるということの本質を学ぶことが出来るように思います。平均以上の中学生、高校生であれば、言ったことが理解できますし、ある程度、同じレベルで話しても伝わるということがあります。ところが、本当に勉強が苦手な生徒さんの場合は、何がわからないのか、とにかく掘り下げていく必要があります。生徒さんの何がわからないかを見つけて、教える側もそこまで降りていかなければ、なりません。いつまでも、同じレベルで話しながら、「なんでわからないんだ」ではありません。わかるところに降りていって話す。例えば、英語の授業で、副詞や形容詞などといって通じるのはある程度勉強の出来る生徒さんです。でもそれがわからない生徒さんには、副詞とは何か、形容詞とは何か、それを説明して、ノートに書いてもらって、忘れたときには「○○のページ開いてごらん」というようにする。そうやって、話している言葉が通じるように、同じレベルの話まで引き上げていくことが必要なのです。相手がわからない、というのは、講師の責任。これは100%そうです。