武蔵新城

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確認のために振り返ることが大切

2015-07-09T06:37:24+09:002015年07月09日|武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。夏の予定、ようやく形になってきました。6月の後半から大体来れそうな時間帯で仮の形で作成しておき、皆さんから予定表をもらって予定を修正していく、という形をとっています。予定表を作りながら、少し昔の事を思い出しました。かつて、メーカーの社員だった頃、1カ月だけでしたが、ある別のメーカーの新社屋の工事現場に出ていたことがあります。そこでは、建物の外側やガラス、照明などは既に出来ていて、あとはある設備の内部配線や装置の設置などを行う工事でした。そこで、ある委託業者の社長さんが、配線を私に指導しながら言われたことがあります。内容は、ある一つのまとまった配線を何十セットかを作る作業でした。「こうやって、一つ出来上がったらね、その場で、もう一度、その配線に間違いがないか、確認をするんだよ。最後にこれをやるかやらないかで、全く完成度が変わるんだ。」これは当たり前のことかもしれませんが、私にとっては、非常に有用なことでした。100個作ったら、1個位間違えがあって良いものではないのです。1個間違えていたら、組み込んでしまったら今度はどこにミスがあるのか、見つけるのがかえってやっかいになります。つまり、最後の詰めを行うかどうかで、目先の確認する時間より、後で多くの時間を失うことがあるということです。今、生徒さん達に勉強を教える時も同じです。テストなどでのミス自体は誰だってする可能性はあるのです。それをどうやって無くしていくのか。一つコツになるのは、「あっているはずだ」と思ってみない事ですね。「必ず間違いがどこかにあるはずだ」と疑って探すことです。誰しも、自分の解いた問題はあっていて欲しい、という願望があります。だから、自分のミスは良く自分では見つけられないということもあります。(見つけたくないという裏の願望)ただ、テストでは他人に見直しをしてもらうことは出来ませんから自分で疑ってかかるしかないわけです。解いた後に、どこかでミスをしているはずだ、と思って探すのと、あっているはずだ、と思って探すのでは、ミスの検出率は大きく変わるでしょう。方法論も大切ですが、意識の持ち方でも大分変るのです。

専門家になるための勉強と

2015-07-08T17:58:08+09:002015年07月08日|武蔵新城|

こんばんは。塾長の鈴木です。専門家になるための勉強と、入試などの試験で結果を出すための勉強というのは基本的に違います。入試や定期テストで点数をとれるためには、解いた問題を完全に解くことができるようにしていけば良いのです。ところが、専門家は違います。例えば、数学者になるような人は、繰り返しや暗記で点数をとるかと言えば、そんなことはありません。ある意味センスが問われます。どうやって解くか他の方法はないのか、とにかく考えることも好きですし。逆に数学など、解答を見て覚えるものだと言われると、驚いてしまうくらいです。ところが入試や定期テストにはセンスはあるに越したことはありませんが、別にセンスなどなくても、問題を繰り返し解くことで解けるようになります。もし、数学の奥深さを伝えようとするのならば、演習を解くよりも、もっと根本的なことについて、いろいろ試行錯誤したり、新しいことを見つけようとしたり、さまざまなアプローチ方法があるでしょう。ところが、それをいくらやったところで、定期テストや入試の点数はあがりません。どの科目でもそうですが、いくら授業を聞いたところで、勉強が出来るようになる科目はありません。授業を聞いて、理解して、演習を解いて、解けるようにして点数になります。(実技科目であれば、実際に体を動かしたり、作ったり、ですね)ある塾では、「授業はいらない。演習あるのみだ。」ということをうたっているところがあります。たぶん、効率良く結果を出すためにはそうだろうなとは思います。でも、それぞれの科目の専門家が説明するなかに、何かその子にとって役に立つヒントがあるのではないか、私はそう思っています。だから、授業も必要なのだと思います。授業と演習のセットですね。こちらでの授業というのも授業だけでなく、演習と交互に行うのはその為です。

目標

2015-07-07T06:09:01+09:002015年07月07日|武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。何事もそうですが、具体的な目標を持つと、それを叶えやすいということがあります。目標を持たないというのは、距離の決まっていないマラソンを走るようなものですから、これはこれでシンドイと思います。また、目標を持つと、その物事をゲームに出来るんですよね。だから、楽しくなる。人それぞれ、何を持って楽しいと思うかは異なりますから、自分なりに方法を見つければ良いのかと思います。

教室のカラー

2015-07-05T05:31:44+09:002015年07月05日|武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。高校の定期試験もようやくほぼ終わりですね。みなさん、お疲れ様でした。面白いのですが、こちらの教室は不思議と理系出身の先生と生徒さんの比率が普通の教室よりも多いです。理系、文系が分かれるのは高校2年生以降でしょうけど、今の高校2年生の数学は中学の頃から私が全員見ていますが、なぜか全員理系選択です。もっとも、本当に大学の専攻まで理系かというと、そうとは限らないとは思いますが・・。世の中全般的には、理系は大学生の3割に満たないといいますから、文系の比率の方が多いはずですが、何かあるんでしょうね・・。私もずっと理系畑で来て、就職したのも、情報処理会社、メーカーとわたってきて、大学での講師も理工学部で行っていますし。あと、なぜか、「部長」をやっている人も多いです。毎年、何名かいます。これが、何を意味するのかはわかりませんが、きっと教室のカラーというのもその時々で変わるのかもしれません。もっとも、何をもって理系タイプか、文系タイプかというのも線引きが難しいですね。物事を数値でとらえようとするのが理系タイプ??感性でとらえるのが文系タイプ??

いよいよ

2015-07-04T05:03:26+09:002015年07月04日|武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。今日は、武蔵新城なので、朝になっても、ウグイスや小鳥のさえずりは聞こえないですね。静かです・・。今は夏期講習の予定を組んでいます。まだ、生徒さん達からの予定表はそろってはいないのですが、先に作っていかないと、間に合わなくなりますので。全て作っておいてから、生徒さん達の予定をもらって、微調整を加えていきます。生徒さんの部活の状況などから、大体いつが来る事が出来て、いつが来れないのかはある程度は、読むことが出来ますので。受験まで、一瞬なんでしょうね。もう7月ですから、すぐに8月、そして9月・・まぁ、やるしかないです。生徒さんそれぞれの目標に対して、どのようにアプローチ、指導してそれを達成させるか。一番、やりがいもあり、面白いところです。

文章題の解き方

2015-07-03T04:57:05+09:002015年07月03日|武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。ウグイスや小鳥たちのさえずりが聞こえます。朝ですね。数学の文章題が苦手な子って、いますよね。生徒さんの中にもいます。勉強が苦手な子というのは、基本的に問題文を読みません。見ているだけなのです。それで、内容を把握しないで、出てきた数字を並べて何か良くわからないけど、それっぽい式を作って解こうとする。もちろん、それでたまたま解けることもあるかもしれませんが、なんであっていたのかもわからないし、大体外れます。では読解力が必要なのかと言えば、もちろん、あるにこしたことはありませんが、別にそんなものなくても、解けます。数学の文章題は、ただ、「式」が「文章」になっただけです。内容を把握しよう、とすると、文章が長くて何が書いてあるのかわからなくなります。良く、問題の意味がわからない、というのはそのためです。人によりますが、ある文章を読んで、頭に貯められる量というのは異なります。一回に貯められる量が多い子は、確かに、一気に処理出来て、すぐに式に落とし込めます。いわゆる、理解の早い子です。授業などでも、初めての単元でも聞いているだけでわかってしまうタイプです。では、そういったタイプでなければダメなのかというと、そうでもありません。長い文章を一度に処理しなければ良いのです。つまり、バラバラにします。文章題は良く読んでみると、「○○は、○○の、○○です」のように「は」や「の」などの言葉があります。一般的に「は」は、式にすると、「=」の時も多いです。その箇所にしるしをつけていくのです。その文章を「は」の前や、「の」の前で、それぞれ少しずつ式や数字にしていくのです。例えば、「ある数の10倍に2を加えた数は、ある数の半分より5小さい。ある数を求めなさい。」とあったとします。これくらいならば、すぐに式に出来るかもしれませんが、上の問題であれば、「ある数~数は」で、一つ式にします。(ある数をaとすると)「a×10+2」になります。この次に「は」ですから「=」を入れて、「a÷2-5」となります。なので、式にすると、a×10+2=a÷2-5ということですね。別に文章を一気に把握などしなくて良いのです。それぞれ区切りながら、一つずつ式にしてそれをつなげればできます。それと文章題が苦手な子というのは、文章題は自分にはできない、と思ってしまっていますね。実はそれが大きく足をひっぱっています。難しい文章題もありますが、定期テストであれば、殆どはそれほど難易度は高くないはずです。もう一度整理しますと、計算は出来るけど、文章題が出来ないという子は、以下の2点に注意します。・一気に理解しなくていい。一つずつを式にすれば良い。・自分はできない、苦手だと決めつけているこの2点を直すだけでだいぶ変わります。「自分はできない、自分はできない」と暗示をかけている時点で出来るわけがないですよね。まずは、その意識を変えることです。やみくもに解くのではなく、丁寧に問題をほぐしていけば良いのです。出来ないわけないのです。日本語で書かれているのですから意味はとれるはずです。であれば、式が作れるはずです。

人それぞれ

2015-07-01T05:16:37+09:002015年07月01日|武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。今、40分かけて書いたブログがすべて消えて、軽いショックをうけつつ、もう一度書きます(笑)。今日は川崎市制記念日ですから、市立はお休みですね。県立は関係ないですが。生徒さんの答案を見ていて思うのですが、間違い方というのは、どの科目も共通している、というのは良くあります。例えば、ミス(わかっていたのにという間違い)をする子というのは、どの科目でも、似たようなミスをします。このミスというのは、人間ならだれでもするわけですが、勉強が得意な子であれ、苦手な子であれ、正答率は違えど、起こりえます。では、どうやって対処したら良いのか、これも人それぞれに方法が異なります。スピードと力があるのであれば、同じ問題を2周、3周します。定期テストの問題をはじめから最後まで、時間内に2、3回完全に解きなおすということが出来ます。それにより、完全コンペア(比較)させることで、間違いを洗い出すという方法があります。その他にも、スピードはそこまでない場合は、1問解くごとに、途中式を丁寧に書くことで、本当にミスがないか、一行一行きちん、きちんと進める、という方法もあります。これは、1周しかできませんが、解いたところは確実に正解するという方法です。時間配分が重要になりますね。他にも自分のミスなど、どこで起きるかは大体パターンは決まっているものです。それを書き出していき、自分のいつも目に見えるところに置く、持ち歩く(ファイルに入れるなどして)ことで、自分のミスパターンを認識することで、それを起こさないようにする、なんていう方法もあります。ミスが起きる、起きないについてもこれは、性格の部分も多くあります。なんでも雑に解いてしまう子というのは、問題をきちんと読んでいなかったりすることで、ボロボロに間違えます。どこか、「速く解くと良い」と変な意識を持ってしまっているんでしょうね。小さい時というのは、速く出来ると、「速いね。すごいね。」と褒められたりしますから勘違いをしてしまうのでしょう。「正確に」「速く」が大切なわけで、速さよりむしろ大切なのは正確さですから。また、集中力もありますね。集中力がある子というのは、周りの音が聞こえなくなるくらい、集中できるために、「勉強」という決まったことを覚えたりするには有利です。集中力がない子というのは、常に周りの音や状況を聞いていますので、スピードも遅い、ミスも多い、勉強が長続きしない、など不利な点があります。確かに、学校の勉強のように、決まった問題を覚える、解くというだけであれば、集中力のない子というのは不利でしょう。しかし、実際の社会に出た時は、立場が逆転することもあります。集中力があるということは、実は、作業などを行う、プレーヤーとしては優秀です。ところが、集中力があるために、周りが見えなくなってしまうことがあるのです。反面、集中力がない人というのは、常に周りの状況を同時に把握することが出来るので、適切な指示を出すということが出来ます。いわゆるマネージャータイプです。ですので、学生時代において有利であったことが、必ずしも社会に出ても有利とは限りません。適材適所ということです。

制限

2015-06-30T05:22:27+09:002015年06月30日|武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。もう、この時期は5時になると明るいですね。そして、もうすぐ7月です。夏休みもやってきます。受験生であれば、本当に一番力を蓄えることが出来る時期ですね。もちろん、中学生の場合はまだ部活があると思いますので、忙しいとは思います。高校生も今は定期試験もあるし、部活もあるしで忙しいかもしれません。テスト前やテスト中に部活があるだとか、疲れるだとか、そういうことを言う前にその状況下でどうすれば良いかを考える。いかなる状況であっても、今置かれた中で最高の結果を出すにはどうしたら良いかを考える。それが知恵というものです。それが出来ないのであれば、別に環境を用意されたところで、出来はしません。どんなビジネスであれ、どんなモノづくりであれ、十分な資金や人材と時間がある、なんていうことはあるわけがないのです。社会に出たってそれは同じです。制限された中でいかに結果を出すか、ということです。

人生と首都高は同じ

2015-06-29T04:23:34+09:002015年06月29日|武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。土曜日の夜は、今後、どのように進めていくか、考えることがあり、少し悩み気味でした。とはいえ、どんな悩みであれ、解決策があるから、自分の前に出てきている、ということを知ってはいますけど、悩むこともあるわけです。ところが、1日明けて、日曜日になると、その解決策がどんどん出てきたりします。日曜日には丸の内に家族で出かけていたのですが人生はやはり首都高と同じだなと。首都高環状線というのは、右に左にブラインドのカーブが続き、合流、分岐が次々に出てきます。だから面白いわけです。もちろん、首都高環状線が苦手だと言う人もいます。でも、それも取り方次第かと思います。人生も結局同じですよね。その時その時出てくるカーブ(課題)に対してどのように切り抜けていくか、ということです。

やらずに後悔、やって後悔

2015-06-28T04:18:28+09:002015年06月28日|武蔵新城|

おはようございます。塾長の鈴木です。高校生もいよいよ、週明け位からテストが始まるところが多いですね。さて、いろいろな物事が世の中には、ありますが、私が心がけていることは、「やらずに後悔するよりは、やって後悔した方が良い」ということです。確かに、「どうなるかわからない」ということは、不安でもありますが、楽しみでもあるかと思います。始めようかな、どうしようかな、ということは、まずやってみればいいんです。それで、何か痛い目にあったら、それを学べば良いわけですから。この世の中自身、さまざまな経験を得るために来ているわけですから、どんどん試してみた方が良い、私はそう思っています。