先が見えなくても
おはようございます。塾長の鈴木です。受験もいよいよですね。勉強が今からいう話にあたるかどうかはわからないのですが、中高生あたりだと、「こんな勉強、将来使わないじゃん。」なんていう子もいます。それは、ある意味確かにそうかもしれない部分もあります。私もエンジニアとして働いていたときも、一度も、中学で習う、解の公式も、因数分解も使うことなど、ありませんでした。もっとも、高校で習う、微分、積分や三角関数については、文献を調べたりする際などにも出てきますね。本当のところ、将来使うか、使わないかなど、どっちでも良いのではないかと思います。部活だって同じです。野球でもサッカーでも良いですが、それを生涯にわたって行う人というのは、ほとんどいないでしょう。でも、部活については、「将来使わないからいらない」とは言いませんよね。何事もそうですが、その物事を通して学ぶこと、ということがあるように思います。勉強が得意、運動が得意、芸術が得意、友人付き合いが得意、それぞれみな、自分が何かに打ち込むことによって、自分の強みというものが出てきます。「やればできるんだけどね」これは、一生できないでしょう。「やらなければできない」わけですから。まず、自分が興味があることにトコトン取り組んでみる。その先に、何がつながっているのか、それはのちのち、一生をかけて見つかるものかもしれません。先など今から見えなくても大丈夫です。