国分寺

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【教室レポート】11.15

2020-03-30T11:48:24+09:002017年11月15日|ブログ, 国分寺|

【一人ひとりの成長を祈って】11月も半分を過ぎ、暦の上では七五三を迎える本日となりました。今どきは七五三の当日に御参りへ行くのではなく、学校やお仕事が休みである日曜日に御参りするのが一般的なようですね。校舎でも兄弟姉妹が七五三を迎えられたということで正装のまま授業に臨む小6受験生の姿がみられました。受験生には伝統的な行事も長々とお祝いをしている場合ではないようです。さて、一方で中学生は定期テスト期間真っ最中です。中学1年生はいよいよ定期テストにも慣れてきて、各々の目標の点数を取るために勉強しています。中学2年生は半年後には受験生になることも自覚が芽生え、内申を必ず上げると意気込んでいます。そして中学3年生は高校受験で調査書に書いてもらう内申点が決まる重要なテストです。「先生、去年の期末の過去問をもう一回解いておきたいです」「理科は内申を上げたいから、別の学校のテストの過去問も解いておきたいです」などと生徒から声をかけられます。こうした声にしっかりと応えられるように毎回のテスト後に生徒からテスト問題を預かり、ストックしておいた甲斐があります。学校の定期テストで90点が取れれば内申は「5」がつく可能性が高い。80点が取れれば内申は「4」がつく可能性が高い。生徒たちには日々点数へのこだわりを持つように説いておりますので、ファインズ生はテスト前に授業がなくても毎日自習をしにやってきます。私たち教師も生徒の+1点のためにサポートをします。周りの力を借りて自分の力を信じて乗り越えていきましょう。ファインズ国分寺スクール谷廣

「志あるところに道は拓かれる⑥」(石)

2020-03-30T11:48:24+09:002017年11月14日|ブログ, 国分寺|

 今の姿からは、あの挫折続きだった12歳から18歳の彼を想像するのは難しいでしょう。けれども、12歳の一年間、そして高校一年生の同窓会の席上で、彼だけでなく彼を知る多くの仲間たちが、漠然とではあるものの、今の彼に続く一本の道を共に夢見ることはできたのです。  現状に対する正しい認識は、人生をわかったつもりになってがっかりするためのものでは決してありません。未来に夢を見て、その実現のために克服すべき課題としてあるものです。夢を実現するために、努力と工夫が必要なことは言うまでもありませんが、彼の生き方を見ていて気付かされるのは、どんな苦境に立たされても決して心を折らないことの大切さです。「諦めた瞬間に試合は終了する」というのは漫画『スラムダンク』で安西監督の口にする有名な一節ですが、「心が折れた瞬間に夢は潰える」と言い換えることができそうです。また、目的の場所に至る道は、決して一本道ではないのだということも、彼が証明してくれました。  たどり着きたいと思うのであれば、歩き出すこと。そこにたどり着くために、歩き続けるということ。  夢への道のりは最短距離である必要などないのです。遠回りでも、歩き続けている限り、間違いなく一歩一歩夢に近付いているということを忘れてはならないのです。     これから中学生となり、あるいは高校生となる生徒諸君にも、どのような未来が待ち受けているかわかりません。夢を持ちましょう。夢を持ち、その実現のために努力と工夫を続けましょう。そして、何があっても心を折らず、自分を磨き続けていくことが大事です。  志あるところに道は拓けるのだということを、君たちの先輩が証明してくれたではありませんか。―おわり

【お知らせ】11/12(日)定期テスト対策 & 冬の特典第一弾!

2020-03-30T11:48:24+09:002017年11月08日|ブログ, 国分寺|

中学生の皆さんいよいよ2学期の期末テストが迫って参りました。前回よりも今回はテストの点数が伸ばせるようにラストスパートをかけましょう。ファインズでは学校の成績を1年生、2年生の内から伸ばしていけるように日頃から指導をしております。今回は、ファインズにお通いの生徒様だけでなく、一般の中学生の皆様にもファインズのテスト対策を受講して頂ける「特別講座」をご用意致しました。11/12(日) 13:00よりファインズ国分寺スクールにて各教科のテストで「よく出る」問題を中心に演習と解説を行います。ファインズにお通いでない生徒様もお友達とご一緒に参加したい生徒様も苦手教科のみをご希望の生徒様も皆様のご参加をお待ちしております!!詳しくは校舎までお電話下さい。ファインズ国分寺スクール042-320-2120【さらに!お得な冬の特典情報!!】今回、チラシをお持ち頂いた方、もしくはブログをご覧になって頂いた方限定で「冬の大特典」をご案内致します。<特典例>冬期講習+本科授業 同時申込⇒ ①冬期講習料 = ¥0 ②12月授業料 = ¥0 ③入学金、諸経費 = ¥0最大 ¥97,416(税込)割引  ※中2 5教科の場合「冬の大特典」は小学1年生~中学2年生の全学年対象となっております。(ただし、小6受験コース/小6一貫コースを除く)11月末までの限定特典となりますので、お早めにお申し込み下さい。ファインズ国分寺スクール谷廣

「志あるところに道は拓かれる⑤」(石)

2020-03-30T11:48:24+09:002017年11月08日|ブログ, 国分寺|

 さて、一橋大学大学院で順調に博士号を取得した彼は、その後、日本学術振興会の特別研究員に応募して採用されます。特別研究員制度というのは、若手の有望な学術研究員がその研究に専念することのできるように、3年間の期限付きで研究奨励金を支給するシステムのことです。3年にわたり毎月40万円近い奨励金に加えて年間150万円の研究費が支給され、その間に自身の研究を深め、日本の学術研究の発展に寄与する資質を身に付けることを期待されます。ただし、3年以内に身の振り方を決定し、次の就職先を決めないとならない期限付きの特典です。  その初年度から国内の学会のみならず国際経済学会に参加するために海外にも出張し、精力的に研究を始めた彼は、毎年使い切らなければならない研究費を、一部書籍費として利用する以外は全て学会等への渡航費用や出張費用に充てて、積極的に人脈を広げていきます。そうして、やがてプレゼンテーターにも抜擢された彼は、イギリスで行われた世界の経済学者相手の学会で全て英語によるプレゼンテーションも成功させます。 そんな中、彼にアプローチしてきたのがアメリカ・バークレー大学の教授でした。その話に、一も二もなく飛びついた彼は、バークレー大学側の負担で渡米し、客員研究員として、声をかけてくれた教授との共同研究を始めます。もちろん日本学術振興会の特別会員としての期限がありますので、残りおよそ二年間の間に一定の成果を上げて、次に進むべき大学なり研究所なりを決めなければなりません。あくまでも客員である研究員は仮の姿です。 休暇で帰国する機会には連絡を取り合って、昔の仲間で集まったりもしましたが、アメリカでの生活を語る彼の笑顔はまぶしいくらいでした。 アメリカでの2年間を振り返って、「自分のアイデンティティを問い直された貴重な時間だった」と彼は言います。自分が何者かということ、何をしたくて何ができるのかということ、どこから来てどこへ行こうとしているのかということ。日本にいる限り、特別な場合を除いて問われることのない問いを、会う人ごとに突きつけられて考え抜いた時間は、今でも彼の心の支えになっているようです。 彼のアメリカでの客員研究員の生活は2年で終わります。その間に、共同研究者であるアメリカの経済学博士との共著で、経済学に関する研究書を1冊出版します。 そうして日本に凱旋する彼のもとに、とうとう日本の最高学府である大学から複数のオファーが届いたのです。―つづく

全国統一小学生テスト

2020-03-30T11:48:24+09:002017年11月04日|ブログ, 国分寺|

11月3日(祝)四谷大塚の全国統一小学生テストが、ここファインズ国分寺スクールでも実施されました。全国の子供たちと競いながら、それぞれが自分の可能性を探る年2回のチャンスです。

「志あるところに道は拓かれる④」(石)

2020-03-30T11:48:24+09:002017年11月04日|ブログ, 国分寺|

 狙いをつけた経済学部の準教授に、それこそ付きまとい、受講可能な授業は全て履修し、手に入る著書は全て読み切って、疑問点があれば直接本人に体当たりするという徹底した彼の戦術が功を奏して、やがて彼は準教授の目にとまります。そうして、いつしか講義後の食事や酒宴の席に呼ばれるようになり、経済学について熱い議論を交わすようになっていったのです。勉強熱心な彼の的を射た質問やアイデアに興味を持った準教授は、やがて大学院生を対象に開いている自身のゼミに彼を特別に招待します。そうして院生たちとも活発な議論を交わしていく中で、彼は着実にその知見を深めていったのです。  学部生である4年の間、彼は精力的に論文を書き溜めていきます。書きたいことが次から次へと湧き出してくる彼は、(あまり誉められたことではありませんが、原稿料をもらって)卒業論文に手こずるクラスメイト3人の論文を代筆したほどです。  彼が最も興味を持ったのは、師事した准教授の研究対象でもある「ゲーム理論」という経済学の比較的新しい手法です。(経済学の専門家ではないので正確な説明は難しいのですが)まるでシミュレーションゲームのように、プレイヤー(会社であったり個人であったりします)を決め、ある特別な状況下で、プレイヤーの行動選択によって経済がどのように動くのかという分析から、最適な行動(解)を導き出していくというような手法です。  その頃には、准教授との関係もさらに深まり、研究室の合鍵をもらって、自由な出入りさえ許されるようになります。彼は、大学のキャンパスに入ると教室ではなく、准教授の部屋におもむき、コーヒーメーカーでコーヒーをいれ、図書館にも置かれていない貴重な蔵書や論文を読みあさります。その頃の彼は誰よりも生き生きしていたと記憶しています。    翼を得た彼の飛躍はもはやとどまることを知りません。大学4年間を東京理科大学で過ごした彼は、准教授にも進められて大学院への進学を決意します。悩んだ末に彼が選んだのは国立にある一橋大学の大学院でした。院試も無事通過して、彼は更なる飛躍のための大きなステップを踏んだのです。思えば、彼が自身の希望した通りの道を進むのは、これが初めてのことでした。小学校時代からの仲間である、開成高校から東大文一に進学した友人は、順調に東大法学部へ進級し、やはり大学院へ進んで環境法を専攻します。一方、桜蔭高校から東大理二に進学した友人は、免疫の研究を志して東大医学部へ進級し、卒業後は日本の医学研究の最先端を行く大阪大学医学部へ席を移します。この時点で彼は、尊敬し憧れてもいた仲間たちと肩を並べたのです。―つづく

【教室レポート】11.1

2020-03-30T11:48:24+09:002017年11月01日|ブログ, 国分寺|

【ハロウィンを楽しみました】Trick or Treat!!10月の最終日となる昨日は校舎でも華やかな仮装が溢れていました。ご自慢の「魔女の帽子」を被ってくる生徒や「ドラキュラの牙」を付けてお菓子を求めてくる生徒。「先生!僕は今日、何も持っていなかったのでこれでもいいですか?」と振り返れば、校舎のアヒルのティッシュケースを頭に載せて仮装気分?に浸っている生徒。ファインズの小学生から始める「ジュニアイングリッシュ」はレベル別に分かれた少人数クラスで外国人講師と日本人講師によるダブルティーチングを実践しています。授業では文法だけにこだわらず、様々なシチュエーションにおける表現を文字で書いて、声に出して、時には身体全体で表現しながら生きた英語を身に付けます。いつからか日本には海外から入ってきたイベントが毎月のように行われるようになりました。そうしたイベントを忌み嫌うことなく、積極的に「教材」にして楽しくて、ためになる授業を展開していきたいと思います。「11月は何かイベントあったっけ?」という声が生徒から上がっていて、早くもワクワクしております。まだ来週はノーマルな授業なんだけどなぁ...講師も日々精進して頑張っております。ファインズ国分寺スクール谷廣

植物図鑑0007(松下)

2020-03-30T11:48:24+09:002017年10月28日|ブログ, 国分寺|

ジュウガツザクラ【十月桜】 バラ科サクラ属 桜は春にだけ咲くわけではありません。今日は秋に咲く桜の一種を紹介します。   十月桜の花は白~淡紅色の八重咲きで、その名の通り、10月頃から咲き始め、冬の間も少しずつ咲き続け、春にはたくさん開花します。 マメザクラとエドヒガンの交雑種と考えられている栽培品種で、江戸時代後期から栽培されてきました。

【教室レポート】10.25

2020-03-30T11:48:24+09:002017年10月25日|ブログ, 国分寺|

【14年の積み重ね】2004年に次世代ゼミ「ファインズ」として国分寺の地に校舎を立ち上げてから間もなく14年が経とうとしています。私たちスタッフが送り出した卒業生たちも高校、大学、そして社会人へと立派に成長しております。そんな彼らが必死に自分たちの目標に向かって勉強をしていた時期を、私たちは見ていました。そして、彼らの必死な身体を、文字通り『支えて』いたのはファインズの優秀な大先輩でした。時には一日に何時間も同じ生徒の下敷きになったり時には3つも並べてベッド代わりになったり時にはお弁当をひっくり返されてハンバーグ臭くなったりその思い出は尽きることがありません。開校からたくさんの生徒たちを支えてきた大先輩たちも、いよいよ14年の歴史を経るに従って、あちらこちらに傷みが出てきました。いよいよ生まれ変わる時です。ファインズの大先輩は今年、一つ一つ感謝の思いを受けながらスタッフの手によって生まれ変わります。落ち着いた淡いグリーンの姿から集中を促す鮮やかなブルーの姿へとこれからは歴代ファインズ生の重みを知る大先輩の意思を継ぐ二代目たちが、たくさんの生徒たちを支えていきます。ファインズ国分寺スクール谷廣

「志あるところに道は拓かれる③」(石)

2020-03-30T11:48:24+09:002017年10月24日|ブログ, 国分寺|

 もちろん、彼の進もうとする道は決して平たんではありません。今でこそ中央大学附属高校は、条件付きながら外部受験を勧める進学校の色合いも見せていますが、当時は、中央大学へのパスポートを手に入れて高校生活をエンジョイする空気。まさに孤軍奮闘の彼は、時折、開成高校から東京大学を目指す仲間と連絡を取り合って士気を高めていたようです。  やがて3年が過ぎ、高校受験のリベンジとなる早稲田・慶應に目標を定めた彼の3度目の受験の季節が訪れます。ところが、深い決意も真摯な努力も虚しく、またしても彼の受験は失敗に終わったのです。開成・桜蔭の友人が、それぞれ東京大学の文科1類・理科2類へと無事進学を果たす一方で、中央大学進学の権利も失い、大学受験に失敗した彼は、その後1年間の浪人生活に突入します。  瞬く間に過ぎる1年。次なる彼の目標は、現役時代に準備が間に合わず諦めた国立大学、そして3度目の挑戦となる早稲田・慶應です。  浪人生として挑んだ彼の大学受験。結果はどうであったかというと、国立大学・早稲田大学・慶應大学と、目標の大学の受験に失敗し、辛うじて東京理科大学の合格を手に入れて幕を閉じます。今でこそ、早慶上理などと言われますが、当時の東京理科大学の評価は決して高くはありません。その、新設間もない経済学部に、彼は進学することになります。  大学受験が終わって間もないころでした。彼が、一人でぼくを訪ねてきます。  「大学生活を有意義に過ごす心得を教えてください。」  我が身を振り返ってみると、4年間、教員免許を取得するという目的以外のすべての時間と体力を体育会系の部活動に注いだぼくに、偉そうに語れる大学生活の心得などありませんでした。そこで、アドバイスとしてではなく、ひとつのアイデアとして、ぼくは彼にこう伝えました。  「これは、と思った教授に付きまとうというのはどうかな。その教授の講義はすべて受講する。そして、時間外にも質問をしたり、相談を持ちかけたりして、特別なパイプを作れば、そこから、普通に過ごしていたら得られない何かが得られるかもしれない。」  驚いたことに、彼はそのアイデアを忠実に実行したのです。ターゲットは、経済学の最先端の研究に従事する一人の準教授でした。まるで足踏みするようだった彼の人生が、そこから大きく動き始めます。長すぎた助走は大きな飛翔を約束するとでもいうように、やがて彼は力強い翼を手に入れていきます。―つづく