ただ環境を変えればいいわけではない
こんばんは。塾長の鈴木です。中3の定期試験も終わり、次はまもなく中1、2年生の公立の子たちの定期試験です。先日、勉強をするために環境を変える方が良いというブログを書きました。一つ大事なことをそこには書いていなかったのですが、ただ、環境を変えるだけで、誰でもが勉強をするようには絶対になりません。「勉強をしたいとは思うけども、やる気がでない」という子には良いんです。本当は勉強をしたいのに、ついつい、スマホでさぼってしまう、というわけですから、それは環境を変えることで机に向かえることもあります。ただ、自分がやろうとも思っていないのに、ただ、自習室に行けば良いか、とはなりません。ただ、行けと言われて勉強をするくらいなら、はじめから勉強をすると思います。まだ、勉強をしようとも思ってもいないのであれば、まずは、なんで勉強をするのか、何を目標にしているからこれをする、ということを話し合い、そしてその道を決めて進むことが必要です。それを飛ばして、ただ、文句だけ言ったところで、子供が勉強をするようにはならないのです。また、本当に机に向かえない子であれば、強制的に人がついて勉強を教えるようにしないとならないです。私も中学生の頃、社会科を全然勉強をしないので、母親が無理やり覚えさせてくれたことを思い出します(汗)。やはり、人が関わらないとなかなか、人の行動は変わりません。もちろん、そのかかわる人に熱心さも必要です。それがあるからこそ、なんとか頑張ろう、と思ったりすることがあるのだと思います。