今日の理科ニュースは「自然界最強の糸」です。!

みなさんは糸を作る虫、動物と聞くと何が思い浮かびますか?
私は以前のブログでもあげましたがクモが浮かびました。
ほかには小学校で飼育したこともあると思いますがも有名ですね。
蚕の糸は「絹(シルク)」として今も親しまれています。
クモの糸は弾力があり、とても丈夫なので、クモの遺伝子を蚕の卵に与えることで、より丈夫な絹を作るなど様々な面で期待されています。
そんな自然界で作られる糸の中で最も強く、丈夫な糸はこれまではクモの糸とされてきましたが、なんとそれを超える糸が発見されました。

それは、、、、、、ミノムシの糸です。
これまで、ミノムシの糸はまっすぐ集めることが難しかったのですが、名古屋のとある医薬品メーカーと茨城のとある研究機構の協力により、採取する技術が確立されました。その丈夫さはクモの糸の2.2倍、強度は1.8倍とすべての数値で上回りました。さらには340度までの耐熱性もあるということです。
今後、ミノムシの糸がどのように活用されていくのか、期待が膨らみますね。