みなさんはご存知ですか?これまでは「えさである虫などを食べやすいようにくちばしに進化する過程で失われた」または「飛びやすくなるために重い歯を失った」と考えられてきました。その学説に一石が投じられました。

恐竜などの卵生の生物が最も危険な目にあいやすいのは卵の時です。抵抗も逃げることもできないわけですから。

その期間の内の60%を占めるのが「歯」の発生です。つまり、歯がなければ危険な卵の期間を大幅に短くすることができるのです。

この学説を発表したツールエイ・ヤン氏とマルティン・サンダー氏は卵生動物の課題であったこの卵の期間を短くする進化の副次的な変化として歯を失ったと述べていました。

これが真実かはまだわかりません。ですが、以前もこのブログでお話しましたように、今の「常識」がこれからもずっと「常識」である保証はどこにもないのです。日々変化している情報、環境に対応していける、そんな生徒を我々は育てていきたいと考えておりますし、みなさん自身もなりたいと思っていることを願っております。