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2507, 2022

親の成功パターンと子供の成功パターンが同じかどうかは、価値観をみるとわかる

2022年07月25日|Categories: 武蔵新城|

こんばんは。 武蔵新城スクールの鈴木です。 教室では勉強も教えますが、特に高校受験や大学受験といったところでの進路についてのアドバイスを勉強以上に重視します。 勉強を教えること自体はそれほど難しいことではありません。 実際、多くの親御さんや兄弟が教えることだって可能なことが多いと思います。 もっとも、教えることが向いている人と向いていない人がいますので、現実問題としては難しいかもしれません。 学校の教師にしても、教えることが向いていない人が教師になっていることも多く目にするくらいですから。 もちろん、世の中一般の塾の講師にしても同じことが言えますが。 話を戻しますが、進路についてはとても難しい問題があります。 親は自分の通ってきた人生と周りを見てきたところから、「勝ちパターン」を考えています。 [...]

907, 2022

子供に自信を持たせるには、点数がいいときに褒めることではない

2022年07月09日|Categories: 武蔵新城|

こんにちは。 武蔵新城スクールの鈴木です。 子供に自信を持たせたい、多くの親が思うことかと思います。 では、どうすれば自信を持たすことができるかについてお話しします。 良く言われることは、「成功体験を積ませることだ」などといいます。 では、その「成功体験」ってどれだけの人が得ていますか。 スポーツがもともと得意、暗記が得意なごく一部の子は、そういうのをもとに自信を持てるかもしれません。 スポーツや芸術で全国大会で表彰されたり、数学オリンピックに出たとかですかね。 それって、みんなが手にできるんであれば、それでいいと思います。 でも、それを手にするのは大半の子が難しいですよね。 [...]

807, 2022

その子が元気かどうかが大事

2022年07月08日|Categories: 武蔵新城|

こんばんは。 武蔵新城スクールの鈴木です。 今日は元首相の衝撃的な事件がありました。 心よりご冥福をお祈りいたします。 私たちの生きるこの世界が昭和に戻っているのではないかと不安に思います。 本題にはいります。 普段、生徒さんが来るときに思うことは、 「その子が元気かどうか」 ということです。 学校での様子などは見えないけれど、受け答えの中で様子がわかることがあります。 [...]

2606, 2022

テストでせめて平均点を、というけど、マンションの平均価格は6360万円です

2022年06月26日|Categories: 武蔵新城|

武蔵新城スクールの鈴木です。 勉強が苦手な子供に対して、「せめて平均点より上を」という親も多いです。 「平均」ってなんでしょうか。 少しデータを出しますが、首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)の新築マンションの平均価格は6360万円(読売新聞2022/4/19)で東京23区の場合は平均8449万円です。 関東の平均貯蓄額は2108万円(総務省統計局2020年)です。 では、親は家を買う時や、自分の貯金を見て、この「平均」より上じゃなきゃダメだ、と考えますか。 今日(2022/6/26)の読売新聞に家族社会学者の山田昌弘さんが書いています。 日本人は世間体意識が強いから、世間並の生活から脱落しそうな結婚も選ばれません。これは若者の親世代に強い意識です。親世代は「自分たちができたのだから娘や息子が結婚できないはずがない」「結婚相手に平均収入ぐらい求めて当たり前」と思いがちです。私は学生に「平均のマジック」の話をします。平均以下がいるから平均が出るのであって、実際に平均に到達するのは難しい。学校の先生が生徒に「みんな平均点以上を目指せ」と言うけれど、あれも間違い。気持ちはわかりますが。 ここに書かれていることは、まさにみんながかかっている、「平均コンプレックス」です。 勉強でもスポーツでも、収入でも貯蓄でもなんでもいいですが、「平均」より上を目指したい人は目指せばいいです。 [...]

1606, 2022

スマホとの距離の取り方

2022年06月16日|Categories: 武蔵新城|

こんばんは。 武蔵新城スクールの鈴木です。 スマホとの距離の取り方についてお伝えします。 この「スマホ」についての問題は、私の世代でいえば「テレビゲーム」にあたり、私の親の世代であれば「漫画」だったのでしょう。 いつの時代も、親が目の敵にするモノがあります。 まず、一つ言えることは、親が反対する理由は、親が理解できないからです。 今いる子供たちは100歳以上生きることが当たり前になっていて、生きる世界が異なります。 子供にしか見えていない世界がある、それをまず親が認識しなければなりません。 その前提に立ってから、必要に応じてルールを決めます。 一番やってはいけないルールが、「テストの点数が悪かったら取り上げる」です。 [...]

1306, 2022

3ステージ(教育、仕事、引退)の時代は終わりつつある

2022年06月13日|Categories: 武蔵新城|

武蔵新城スクールの鈴木です。 私が大学で講義をする際に大学生たちに話している話から一つ伝えます。 団塊の世代や、その近くの世代、つまり50代以上の人たちが信じている3ステージの時代は終わりつつあるということです。 3ステージとは、20代前半くらいまで学生をやって、卒業後に仕事をし、60代くらいまで働いて引退して、80代で死ぬという、「教育」「仕事」「引退」を3ステージといいます。 これは、少し前に流行った「LIFE SHIFT 著 リンダ・グラットン/東洋経済」で述べられていることです。 3ステージが終わり、マルチステージになっていきます。マルチステージについては後で述べます。 今の子供たちは就職すれば、企業が面倒を見てくれてそのまま引退して生活が年金により賄えるわけがないわけです。 そもそも、今の子供たちの半数以上が107歳まで生きると言われています。 少子高齢化がいまでもすごいのに、子供たちが寿命を迎える、私たちがいない80年後、日本の人口は6000万人と予想されています。 そのころには年金費を払ってくれる人がいないわけです。 [...]