こんにちは。
武蔵新城スクールの鈴木です。

教える仕事に向いている人、いない人がいます。
子供でも新入社員に向けてでもいいのですが、何度言っても覚えないと、
教えている側はイライラしてきて怒ってしまう人が多いように思います。

もちろん、叱ることが必要な場合はあります。
でも、怒ると叱るは違うんです。

少なくとも、教える対象が覚えないからといって叱るというのは間違っています。
それは怒っているだけです。

怒られた側はどう思うかを考えてみたらわかることです。
怒られて、「さぁ、頑張ろう」と思う人なんているわけないんです。
相手が覚えないからといって怒る人は、積み木を重ねていて、それが積みあがらないから怒っている子供と同じです。
自分の思い通りにならないから腹が立つのでしょう。

9年前に小学3年生の女の子を預けてくださったお母様の言われていたセリフがあります。
「私が教えると、親子関係まで悪くなりそうなので」

親が子供に教えるのは、多くの人にとって難しいようです。
勉強の中身が難しいわけではありません。
他人の子供には怒らずにいられるのに、自分の子供には怒ってしまう。
これは、仕方がないのかもしれません。
自分の子供にも怒らないでいられる人はさらに少ないようです。

その子は今も続けてくれていて高校3年生になり、大学進学も決まり、まもなく卒業です。
この子は最長ですが、ウチの教室では5年以上続けてくれている子が大半です。
一般的な塾では少し珍しいとは思います。

子供にしても、親にしてもですが、誰しも毎日いろいろなことがあると思います。
でもウチの教室は穏やかで、安心できる場所であってほしいと思います。

その中で、通ってくださっている子たちが自分の強みを見つけることができればと思います。
その強みというのは、学校の科目に限りません。

いよいよ、中学3年生は公立入試ですが、いい結果をもってきてくれることを願うばかりです。